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良、第2魔法少女、泪

 ここは渋谷の魔法自衛隊渋谷駐屯地の代々木公園。

「魔法自衛隊の勢力を伸ばすか。いったいどうすればいいんだ?」

 泪は魔法少女48の中の勢力図を広げるために考え事をしていた。

「陸海空軍の兵士をアイドルにまで育てるしか術がないですね。ちゅん。」

「アホー、アホー。」

「zzz。」

 泪の使い魔兼家族の雀のモノグラム、カラスのヴェルニ、フクロウのダミエも一緒にいる。

「おまえたちを擬人化して魔法少女にという奥の手もあるが、いや、やっぱり無理だ。モノグラムは良かったとしても、ヴェルニとダミエはどうにもならない。」

 泪は八方塞がりで頭を抱え込む。

「あ、泪はんと鳥トリオ。」

「あ、眠り魔と関西弁ロボ。」

 そこに祐名とAIロボットの明治天皇が現れた。

「どないしました?」

「いや~、魔法少女も増やさないといけないし、自衛隊の活動も増やしたい。もうどうすればいいのか分からなくなってさ。」

 泪は物事を抱え過ぎていて動けなくなっていた。

「提携しましょう。」

 明治神宮が突然、提案をする。

「提携?」

「助け合いましょう、ということでんがな。わてら魔法自衛隊ジャパロボ小隊も、わて、寝てばかりで役に立たない祐名はん、出産のために入院中の綾子隊長の3にんだけ。そっちの泪さんと、雀、カラス、フクロウ3匹を加えて、7キャラの中隊になれます。」

「分かった。共に助け合おう!」

「こちらこそ、よろしくお願いします。」

 泪と明治天皇の話し合いがまとまり、3人間、1AIロボット、3鳥のジャパロボ中隊ができた。

「それでは祐名はんの指に朱肉をつけて、提携契約書にポンと。」

 寝ている祐名の親指に朱肉を押し付け真っ赤にし、契約書にハンコのように押させた。

「いいのか? 犯罪だぞ。」

「魔法みたいなもんです。気にせんときまひょ。」

 泪も契約書にハンコを押し、無事に提携が行われた。

「おお! これで私が司会進行しなくて良くなったぞ!」

 これが泪の本音だった。

「雀はんも苦労してきたんどすな。」

「分かってくれますか? ロボットさん。ちゅん。」

 AIロボットの明治天皇と泪の使い魔兼家族の雀のモノグラムの間に友情が芽生えた。

「うちの祐名はんは寝てばかり。授業も訓練もわてに丸投げでっせ。たまりまへんわ。」

「こっちもアホガラスと夜行性のフクロウだと話が盛り上がらなくて。これからは2人で助け合っていきましょう。ちゅん。」

「ほいな! 雀はん! がんばりまひょう!」

 同じ境遇を味わってきたAIロボットと雀は苦労を共感し、強い絆で前に進みだす。

「で、どうするんだ? エンターテイメント化として、自衛隊や軍隊、陸海空軍、宇宙戦艦、宇宙ロケットまで抑えているけど。」

 泪は軍事を司る魔法少女なのでSFや戦争などの破壊活動には強い。

「泪はんは、明治神宮に行って、身を清めまひょ。軍備が整っているのは分かっているので、あとは精神力を鍛えるだけでんがな。」

「そうか、分かった。明治神宮に行って来る!」

 泪は、神代泪らしく明治神宮に神参りに出かけた。。

「これで邪魔者は去ったと。」

「わざと泪様を追い出しましたね。ちゅん。」

「魔法少女という人が居ると、なぜか破壊活動ばかりで話が進みまへんから。」

 魔法少女=破壊神・破壊少女の法則である。

「さあ、自衛隊ジャパロボ中隊を作っていきまひょ。」

「おお! ちゅん。」

「アホー、アホー。」

「zzz。」

「こりゃあ、話が進まんはずやわ。」

 AIロボットの明治天皇は泪の使い魔兼家族たちに呆れた。

「公募! 求む! 自衛隊隊員! ①陸海空軍の隊員 ②事務のお姉さん ③機械の整備技師 ④自衛隊音楽隊。とりあえず、こんなもんでっか。」

「ロボットさん、すごい! ちゅん。」

「これでも最先端のAIロボットですねん。」

 AIロボットの明治天皇は知っている。話を打ち上げておけば、次はそこから始まることを。

 つづく。

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