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良、第7魔法少女、ドキ子

 ここは土器ドキ子の自宅兼神殿。

「ドキ子は休日を優雅に暮らすの。ドキ。」

 ドキ子の両親は考古学博士であり、ドキ子は大豪邸で一人暮らしをしていた。

「結ちゃんに負けた!? クソッ!」

 結の登場により、財力で負けたドキ子は、お嬢様キャラではなくなった。

「いつか恐竜の化石を掘り当てて見返してやる!」

 ドキドキが好きなドキ子だが、親のDNAを引き継いで、本当の趣味は、発掘作業である。

「お父さん! お母さん! いつになったら帰って来るの! ドキ子、寂しい!」

 ドキ子は一人暮らしが寂しくて、いつも一人ボッチだった。

「ドッキドキ砲!」

 口からドキドキを吐き出す。

「ドキ子のアメリカ横断! ドッキドキクイズ!」

 クイズの罰ゲームは、人間洗濯機や、人間熱湯風呂など、ドキドキ仕様。

「谷子ちゃんは、ドキ子のマブダチ! 逃がさないわよ! ドキ。」

 そのため谷子にストーカーのように憑りついていた。

「ドキ子、悪くないもん。」

 ドキ子は一人ぼっちの寂びしさから、性格が歪んだのだった。

「いつまで、悲劇のブリっ子ヒロインをやってるのよ?」

 その時、ドキ子の家に居候している女がいた。

「バレたか。さすがはミレミレ。」

 コーラを飲んで、マカロンを食う女、ミレミレ。どこかの本の世界から、ドキ子に脅迫されて、ドキ子の家に住まわされている、ドキ子の友達である。ドキ子・フレンズ。

「私、魔法少女になったの。ミレミレも魔法熟女にしてあげようか? ドキ。」

「気持ち悪い。私をAV女優かデリヘル嬢にでもする気かい?」

 魔法熟女。現在、該当者は祐名の所の綾子隊長くらい。でも綾子隊長は、魔法人妻か。肩書、ネーミングって、難しい。

「ごめんなさい。ミレミレはドキ子の大切なお友達。ドキ子、友達は大切にする方です。ドキ。」

「一人ぼっちで家に引きこもって、寂しくて震えてるのが嫌なんでしょ。」

「大正解! ミレミレは魔法が使えなくても、魔法使いみたいね。」

 魔法熟女は却下。大人になったら、魔法使いにしよう。うん。ちなみにミレミレは天下の大泥棒である。中世ヨーロッパからやってきた。

「おい、ドキドキ。私はいつまで待機していればいいんだ?」

「メロメロも魔法剣道大会に出場する?」

 メロメロは、ヒロイン勇者。異世界みんな勇者の世界からやってきた。ドキ子・フレンズ。

「私が出ると、大会のヒロインになってしまうがいいのか?」

「やっぱりダメ! ドキ子より可愛いのは困る。」

 唯一、ドキ子よりカワイイ存在のヒロイン勇者のメロメロ。

「ドキドキ、鯉にエサをやる時間ですよ。」

「うん。コイコイ、一緒にやろう。ドキ。」

 コイコイは鯉に恋する宇宙人の女の子。

「キコキコもカワイイ鯉にエサやりします。」

 キコキコはドキ子を尊敬する中学生の女の子。

「それ! 恋よ! 愛を育むんだよ!」

 コイコイは鯉を恋だと勘違いしている。

「ドキ子さん、カワイイ。」

 キコキコの本名は、間キコ。物事の善悪が分からない純粋な女の子。

「ドキ子には、友達がいる! なんて幸せなのかしら! ドキ。」

 類は友を呼ぶ。ドキ子の周りには個性豊かな友達が集まってくる。

「あ、ドキ子、図書部だったんだ。ドキ。」

 ドキ子の周辺人物を調べるために「帰ってきた。渋井谷子の奇跡」を読んだ。酷い駄作だ。非公開にした方がいいのかもしれない。編集して4、5万字だけ拾って削除した方がいいのかもしれない。

「本の数だけ、物語はある!」

 ピカイチの良い部分。ここで栞を谷子の妹に魔法でした。本は友達、本はグリモワール。本の世界に行く。時をかける本。本の神様、登場。

「人は物語にドキドキしたいのである。ドキ。」

 哲学者ドキ子は「帰渋」を非公開にした。物語に全力投球するのだ。

 

 つづく。

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