良、第1魔法少女、栞、作詞
ここは渋谷のマンションの屋根裏部屋。
「ふぎゃあ~、最近、忙し過ぎて疲れるわ。」
そういえば最近、魔法少女エルメスの名前で押さなくなってきた。ガンダムムも使用しているので問題は無いと思うが、最近は魔法少女、栞で推しメンである。
「大丈夫ですか? エルメス様。ワン。」
「後は私たちに任せて、ゆっくり休んでください。ニャア。」
栞の使い魔兼家族の犬のケリーと猫のバーキンである。飼い主兼家族の栞を心配している。ケリーとバーキンは栞のことをエルメスと呼ぶ。出会った頃の栞の名前だからだ。
「エルメスと呼ばれたり、栞と呼ばれたり私も忙しいわ。」
「本当ですね。いろいろな名前をお持ちですからね。ワン。」
「そういえば谷子さんも、ほんのおねえさんって呼ばれたり大変ですね。ニャア。」
三択です。1、相手にされないで消えていく。98パーセント。2、奇跡的に人気がでて、訴えられる。1パーセント。3、奇跡的に人気がでて、コラボ商品が発売される。1パーセント。やっぱり1番だな。はっはっはっ。
「恋愛か、私は怪獣ちゃんに恋してるし、怪獣ちゃんに聞くと、本が好きという。既定路線ね。」
これでも恋愛コンテスト用の作品だった。アハッ。
「ああ~、忙しい。恋愛コンは、魔法剣道恋愛編でOK。ゲームコンテストも、3のゲーム編で書いているからOK。ほんのおねえさんは怪獣ちゃんオンリーでOK。平凡な日常は、これから魔法少女全員回るからOK。魔法少年は男だから関係ない。戦闘シーンは、ああ~、疲れているから誰とも戦いたくないな。どうせ剣道大会が始まったら魔法バトルし。とりあえず、いくつか流れ星を適当に地球に落としとくか。銀河のお星さま適当に地球に降り注げ! エル・エル・エルメス!」
銀河の宇宙から、キラキラ輝くお星さまが数十個、流星となり地球に降り注いだ。地表の6パーセントを衝突の衝撃で破壊した。死者は300万人に上った。衝撃の二次被害として津波を発生させ、さらに死者は100万人も増えた。
「私が今やらなければいけないことは、作詞だ! 私の2020エルメス降臨祭を行うために! それを実現するバーター・アイドルの魔法少女48の歌の歌詞を作らなければ! 誰も作ってくれないなら、自分で作るしかない! そうしなければ、私の夢が叶わない! 夢を叶えるためなら、ネバー・ギブアップ!」
栞は、自分の夢を叶えるために、今、自分が何をするべきなのかを考えた。自分がデビューするためには、魔法少女48を利用するのが一番だという答えを出した。
「歌詞のイメージはどうしよう? まともなメッセージソングにするか、それともハチャメチャなアニソンにするか? どっちも軽く作ってみよう。」
こうして栞の作詞活動は始まった。まずはメッセージソング。
「あなたの夢はありますか? その夢のためにがんばっていますか? どんな時も諦めないで! 必ず夢を叶えてね。」
栞の作詞は、作詞の経験者の様に完璧な才能だった。NHKKも大喜び。
「ここで伴奏と、なかなかの良い出だしだわ。タイトルは、夢は叶う。私の2020エルメス降臨祭と、おまけの魔法少女48のアイドル企画の夢を叶えるメッセージ・ソングよ。一般大衆の共感バリバリね。」
作曲もしろ? なんなら譜面も書きましょうか?
「今度は、おふざけのアニソン・バージョン。」
栞は、作詞家モードになり神経を集中させる。
「私を怒らせるとどうなるか思い知らせてやる! 宇宙の掃除機! ブラックホール! 銀河の誕生! ビックバン! くしゃみをしたら、土星落とし! 私の名は銀河系最強の魔法少女エルメス! ワッハッハー!」
どうせ、こっちが本採用されるんだろうな。
つづく。




