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キャノンボール(1980)――オールスターいまむかし

 地元で新しい映画館がオープンした時、こけら落としがこの作品でした。

 今でも、スチール写真をみる度にその時のお祭り騒ぎを思い出します(遠い目)。


 オールキャスト、というのか、とにかく出ている人たちが豪華絢爛。

 ひとりずつ、他作品など関連した思い出など。出てくる順は、当時の日本語版パンフの順です。


 バート・レイノルズ。今となっては過去の遺跡的な笑顔爽やか系マッチョメン。トランザム7000というシリーズをご存知の方もいらっしゃるかと。当時はとにかく、人気がありました。ちょっと抜けているかも……と思わせる明るさがとにかく、好きでした。

 でも、彼の作品の中で一番好きだったのは『ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう』内の妙にキマジメな技術者役。まあ、あれが技術者と言っていいのならば。


 ドム・デルイズ(デルイーズ)。実はメル・ブルックス作品以外ではあまり知らなかったのですが、コメディアンとしても有名だったらしい。古き良き喜劇俳優的な。

 2009年75歳で病没、とのこと。R.I.P.


ジャッキー・チェン。この映画でも大活躍でした。白いツナギ姿がまた素敵でしたね。自伝も非常に興味深く、面白かったですが、何と言ってもこの人のイチオシは私としては『ベスト・キッド』を上げたいと思いました。育てることもまた大切かと。


 マイケル・ホイ。ジャッキーと並び、スバルのドライバーとして活躍。この人はやはり、Mr.Booシリーズが忘れ難い。ホイ兄弟、好きだったなー。作品自体、すごく面白いばかりではなかったが、所どころ、天才的なものを感じました。

 

 ロジャー・ムーア。どうしても007のイメージが強い、かっこいいオジサマ。オジサマ永遠なれ。ちなみに日本語版吹き替えでは、マイケル・ホイとムーアとが同じ広川太一郎だったというのも笑える。


 ファラ・フォーセット。一時期はファラ・フォーセット・メジャースとも。600万ドルの男として名高いリー・メジャースと一時期結婚していたため。70年代には個性的な髪型とセクシーな胸元で一躍時の人に。いつも眩しい女性ひとでした。2009年62歳で病没。おお、R.I.P.


 ディーン・マーティン。偉大なる歌手にして喜劇俳優。苦労人というイメージ。キャノン・ボールは彼にとっての映画俳優晩年の作品のようでもあり。サミー・ディヴィス・Jr.と息の合った演技を見せてくれました。しかし歌は無い、というところがまた笑える。1995年病没。安らかに。


 サミー・ディヴィス・Jr. 。日本でもサントリーホワイトのCMでかなり有名になった方。カッコ良かったんだよーホント。1990年病没。まだ64歳という若さ。惜しい人を失くしました……


 ピーター・フォンダ。イージー・ライダーのイメージが強すぎて、後がかすんでしまったような感があったが、しみじみ好きな役者さん。偉大なる父や姉に挟まれ、苦労も多かったろうが、今でも現役で活躍している点でも個人的評価高し。


 エイドリアン・バーボー。ほとんど知らない女優さんだが、この作品ではかなりセクスィーだったかなー、って。意外にも、遊星からの物体Xで声の出演をしていたとか。と、思ったらなんと一時期、ジョン・カーペンターと結婚していたんだって!


 タラ・バックマン。バーボーが深紅ならば、同じくピンクのジャンプスーツに身を包んだセクスィーなブロンド美人。そう、誰にでも輝ける日はあるのさ。

 日本版のポスターでは、ピンクのジャンプスーツ姿をファラに取られていたような……世の中厳しい。


 ジャック・イーラム。すが目の個性派俳優。好きだったなあ。後から知ったが、片目は義眼だったらしい。西部劇華やかなりし時代から、印象的な方だった。2003年没。


 ハル・ニーダム監督はこの後まもなくキャノンボール2(1984)も制作・公開。

(他監督がキャノンボール3というのも作ったらしいけど未見)

 キャストは残ったり去ったり新しく入ったり、何となく見た覚えはあるんだが、一作めのキラキラしさが目にまぶしくて、ちょっと忘れちゃったよ……





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