表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

XXX

おひさしぶり、またははじめましてよろしくお願いします。

楽しく読めることを願っています。

今月から頑張っていきますよー

皆さんも年越しまで頑張って生き抜きましょう。




石壁でできたとある一室。

足元には淡く光る魔方陣。

複雑怪奇な模様の織り成す幻想的な魔法文字。

周りは10名ほどの杖を構えて言葉を紡ぐ魔導師。

この世界に存在するマナを媒介にして発動する魔法。

10人の上級魔導師による大魔術。

『召喚魔法』

魔方陣の輝きが強くなるのを側で見守る仮面をつけた人物が一人。

いつ爆発しても可笑しくないほど高められた魔力が魔方陣に注がれる。

発動は近い。

周りの魔導師も息切れを起こすが、発動まで手を緩めることはない。

淡い光が地下にあるこの部屋を強い光で満たし始めた。


ローブを被った魔導師は眩しさに顔を手で隠す。

仮面をつけているから眩しくないのだろう。仮面の人物はただ前だけを見ていた。


光が収まると小さな爆発が二つ起きた。

周りの魔導師達の感嘆の声。

口々に成功したのか、と信じられない、といった呟きを耳にしながら、煙の中に二つのシルエットが見えた。


そのシルエットのをじっと見つめた後。

仮面の人物はそっと呟く。

その声は色々な感情が混ざっていた。


―――ああ、やっと、

――――やっと、君と始められる。

――――――――この時をどれだけ待ったことか。

――――さぁ、行こう。

―――時を……進めようじゃないか。



この日この時間、世界の色んなところで召喚魔法が発動した。

人数は1000人、歳は17~14才の少年少女たち。

彼らは日本という異なる世界から来た『死んだ魂』。

彼らはこの剣と魔法の世界で第二の人生を始めていく。

しかし、彼らの体内にはマナを取り入れる器官はなく魔法は扱えない。

代わりに、

男の子には『王のクラウン』。

女の子には『王女のティアラ』。

という特殊な力を持っていた。


そんな彼らの物語。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ