六話
更新が遅くなったのでもう一つ更新します。
〜屋上〜
「zzZ。」
「如月君、如月君起きて、如月君。」
「ん、んん!えっ?」
「おはよう!如月君。」
「…おはよう、木下さん……。」
僕はいつの間にか、寝てしまったようだ。
お似合いの美男美女を見て、落ち込み寝!してたんだ。
「えっと?今は何時間目?」
「今は三時間目と四時間目の間の休み時間だよ!」
「そっか。そんな寝てたんだ僕。」
「珍しいね、如月君がサボってるなんて?何かあったの?」
心配そうな顔で聞く木下さん、やっぱり僕は木下さんが好きだ…。
「と、特に何もないよ!眠たかったから(笑)(嘘)」
《キーンコーンカーンコーン》
「……」
「……。」
「い、行かないの?」
「…うん。」
「き、木下さん?」
「如月君は何を見ているの?」
「如月君は何処を見ているの?」
「如月君は何に悩んでいるの?」
「木下さん?」
「……」
「……。」
いつもの笑顔はなく、真剣な顔の木下さん。
僕はなんて答えたら良いのかわからなかった。
ただ、沈黙が続いた。
すると、深呼吸をしてから木下さんが。
「私、《ガチャッ》」
『ビクッ』
二人、びっくりしてドアを見た。
先生
「お前達授業中に何をしてるんだ!(怒)」
僕と木下さんはその場で、説教をされ、教室に戻された。
「お、怒られたね。」
「う、うん…。」
なんだか、気まずい雰囲気だ。
木下さんの頬がほんのり赤いような気がする、目も少し潤んでる。
先生に怒られて、怒っていのか、泣きたいのか、それとも別に何かあるのかな?よく僕には、わからなかった。。