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例え君が…。  作者: 恋太
3/12

三話

〜家〜




木下雪乃さんは綺麗で、優しい人、いつも笑顔を絶やさない人、神秘的な雰囲気をもつ人。


学校でも有名で、女子と言ったら必ず名が上がるだろう。




「ハァ。」



僕は落ち込んでいる。それは、今日学校の帰りに一年生のウワサ話しを聞いてしまったからだ。



――――

―――

――



「ね〜?聞いた〜?三年の橘先輩って彼女いるんだって〜!!」



「えっ?嘘?誰、誰?」



「二年の木下さんだって〜!!」



「嘘〜?美男美女じゃん!」



「だよね〜!お似合いだね〜!!」



「え〜?ウチ、ちょっと橘先輩狙ってた〜!ショック〜!」



「無理無理!あんたじゃ相手にもされないって〜!(笑)」



「ヒドぉ〜!(笑)」



『きゃははははは』



――――

―――

――



そんな話しを聞いた僕は、どうやって帰ってきたかわからない位、落ち込んでいた。




木下さんの彼氏?橘先輩?橘秋次(たちばな、しゅうじ)



彼は学校で有名なイケメンだ。

カッコいいと言えば必ず名が上がるだろう。


木下さんと橘先輩………お似合いだ。



「ハァ。」



僕はため息を吐いて電気を消した。



――――

―――

――



〜朝、教室〜



「あっ、如月君、おはよう!」



「おはよ、木下さん、あの…」



「どうしたの?元気ないね?寝不足?」



「ううん、なんでもない。」



僕は木下さんに、橘先輩の事を聞こうと思っていた、でも、僕は聞けなかった。


もし、

「付き合ってるよ」って言われたら僕は立ち直れないだろうな。うん。。




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