二話
〜昼休み〜
「輝〜!飯食いに行こうぜ〜!!」
「うん。」
僕達が廊下を歩くと目立つようだ。
とゆうより、聖人が目立っている。
聖人は着崩した感じの制服スタイルだ。
僕は普通だけど。
中学の頃からか、聖人は、いわゆる不良と呼ばれる分類になった、髪を染め、ピアスを付けて、タバコを吸い、時には喧嘩もしていたようだ。
でも、僕の大事な親友!例え見た目が怖そうで、おまけに目付きが恐そうでも!
小学校からずっと一緒で、何をするにもいつも一緒に居た僕達。 見た目は変わっても中身はずっと変わらない。
時に僕をからかったり、茶化したり、誰よりも僕を知ってるから僕の思考を読んでからかうのが、たまに傷だけど!
「ん〜!い〜風だぜ〜。」
屋上で買ってきたパンを食べおわり、聖人は一服している。
さすが不良だね。
「木下の事好きなん?」
「えっ」
いきなり木下さんの話しになって僕は動揺した。
「ぼ、僕は…」
「好きなんだろ?」
「う、うん。」
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――
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やっぱり聖人に気ずかれていた、僕はあまり態度にだしてないつもりなのに、さすが親友だ。
「如月君?
「如月君、当てられてるよ?」
「えっ?」
今は午後の授業中だった。先生に当てられた事より、いきなり木下さんに話し掛けられた事に驚いた。
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――
―
「如月君が授業中にボーっとするなんて、珍しいね?大丈夫?」
綺麗な笑顔で心配する木下さんを見て、やっぱり僕は木下さんがスキなんだと再確認する。。