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輝ける星光  作者: 輝ける星光
アストライア初陣
20/28

脱出、『走り回る強者達』と『恐ろしくも儚い者』について

執筆者:蠱毒成長中

―前回より・遺跡内部―


一行は背後から追尾してくる無数の生物から逃げるのに必死だった。


「クソッ!何なんだよアレは!?」

全力で群れから逃げる事しか出来ないレリオは、ただ大声で苛立ったように叫ぶ。

「……虫」

それに淡々と答えるのは、同じく逃げる事しか出来ないラグナ。

「虫だってのは判ってる!アレを見て猫だと思う奴が居るか!?兎だと思う奴が居るか!?

居たら俺はそいつの口に焼夷弾を至近距離でブチ込んでやる!」

「怒るのはお止しよレリオさん。怒ったってあの虫が全滅するわけじゃないだろう?」

「アウロの言うとおりだ。落ち着かんか、レリオ」

「アンタ等は何でそう冷静で居られるんだ!?エレーナなんてもう気を失ってるんだぞ!?」

叫ぶ彼の腕の中には、大量の虫のヴィジュアルを直視した事で気を失ったエレーナが抱かれている。

「それにしてもこの虫は何なのでしょう?」

「……多分ゴキブリ」

「確かに脚も早いですし、一年を通して寒冷な気候のアルコノストでこれほどの数が生き延びている事を考えるとその可能性は否定出来ません」

「でも妙じゃない?ゴキブリは寒さが苦手でカスミガ北部ですら見掛けないって聞いたんだけど。

ねぇレリオさん、どう思う?」

「そこで俺に聞くなよ!虫の話ならスキンクにでもしろ!アイツ確か何時も大体デカイ虫が表紙のわけわからん本とか読んでるから詳しいだろ!

なぁ、詳しいよな!?おい!ガスマスク!」


何とも言えない形で話を振られたスキンクは、淡々と語り出す。


「今背後から俺らを追っ掛けてる一団は『オニアオメハシリアブ/アルコノスト亜種』で間違い無ぇだろう。

動物界節足動物門昆虫網双翅目走脚亜目ハナシアブ下目ハシリアブ上科ハシリアブ科の昆虫だ」

「アブ?ゴキブリではないのか?」

「ゴキブリは多新翅上目でアブは内新翅上目ですから根本から違いますぜ、艦長」

「……御託は良い。そのハシリアブはどんな虫?」

「グッドクエスチョンだラグナ。10点やる。

コイツ等は戦時中方々でブチ撒かれた魔力の素に汚染された環境で産まれ育ったお陰で突然変異通り越して新たなる血統に目覚めちまった奴らの中でも特別枠に入る奴らでよ。

環境次第じゃ生物学の範疇を超えた急速進化を遂げちまう『四世界生物』の一種でな、そのお陰で本来なら南大陸限定だったのが四大陸全てに亜種が居やがんのよ。

基本陸棲だが、必要に応じて水の中だろうが平然と突き進んで来やがるし、しかも気管と鰓を併せ持ってるお陰で何時間水に潜ってようが溺れねぇんだと。まぁ流石に泳ぎは無理らしく、水底を走ってるがな。

ハナシアブ下目って名前の通り、祖先が空を飛ぶのに使ってた一対の翅は退化してて面影もありゃしねぇ。

アルコノスト亜種は餌不足からくる飢餓に対抗する為に体内でトレハロースっつー特殊な糖分を生成できる。こういう訳だから絶食にも強い。

その上寒対策の為に外骨格には防寒に最適な構造の体毛が生え揃い、しかも体内には脂肪層まである。こういう理由で吸熱系魔術は効力が薄い。

走る速度は平均で時速30kmぐらいとされてるが、マーサレスの記録じゃ時速60km出して乗用車襲った雄が居るらしい。

しかも持久力も高ぇから、へバんのを待つってのは得策じゃ無ぇだろうな。

アブってのは本来他の動物の体液やら花の蜜なんかを啜るんだが、コイツ等は口吻からある種の消化酵素を分泌出来てよ、コイツで溶かした血肉を直啜りするんだそうだ」

「軽くホラーだねぇ…」

「ホラーつかスプラッタだぜ姉御ォ。この消化酵素ってのは蚊の唾液みてぇな麻酔成分が一切無ぇもんだから、針の太さも相俟ってエライ勢いで痛み出すんだそうだ。

著名な男優で武道家、かつテレビタレントでもある探検家の富士岡邦宏ってオッサン知ってるか?

あのオッサンが一度刺されたそうなんだが、余りの激痛で性懲りもなく涙流して大泣きしたらしいぜ?」


スキンクの解説を聞いた一同が一斉に青ざめる。

富士岡邦宏と言えば、カスミガ出身の男優であり武道家であり探検家、そして近頃はメディア出演もこなす著名人である。

その鍛え上げられた強靭な身体と勇猛で気高き精神を以て数多くの修羅場をくぐり抜けてきた、まさカスミガの強豪男児が代表格な訳だが、その富士岡が大泣きとは相当痛いのだろう。

青ざめた表情を知ってか知らずか、スキンクは更に解説を続ける。


「まぁ幸い口吻は出っ張り一つ無ぇ純粋な針型だそうだからよ、引き抜こうと思えば案外簡単にいくらしい。

殆どが数十匹単位の群れで活動、総数三桁ともなりゃ竜だろうが殺す勢いだそうだぜ」


竜をも殺すという発現が、一同の不安を更に煽る。


「まぁ安心しな。そんなんでも無敵じゃねぇんだ。

実は連中浸透圧調整が出来ないらしくってよ、塩水に入ると溺れ死ぬんだとよ。

まぁここでそんな事言っても無駄だって事は承知の内だからよ、俺としては――「逃げ回っていたって仕方がない!ここは僕が食い止める!」――(´・ω・`)」


スキンクの発現を遮るようにして叫んだ禾槻は、立ち止まって己の体内に内包する超能力を発動させようと構えを取る。


ふと禾槻の能力―発火―から、ある逸話を思い出したスキンクは、必死で彼を止めにかかる。

「霧川ァァァァァ!止せ!止めろ!そこへ火を放つんじゃねぇぇぇぇぇぇぇッ!」

しかし当の禾槻はそんな言葉で止まる筈も無く、特大級の火炎でハシリアブの群れを包み込む。

「幾ら寒さに強い虫でも、これくらいの炎で焼けば一溜まりも無いでしょ…」


掠れるような声を絞り出した禾槻は、そのまま地面に倒れ込む。

大規模な炎に包まれるハシリアブの群れを目の前に、スキンク以外は勝利を確信していた。

だが、現実とは実にサディスティックなものである。




「……群れが……動いてる……?」




ラグナの推察は実に的確なものだった。


高温の火炎に包まれその身を焼かれ、臓器を煮詰められている筈のハシリアブの群れは、尚もその勢いを止めることなく動き続けていたのである。

走る速度は焼かれる前の三分の一程度だが、それでも早い事に変わりはない。



即ち、巨大な火達磨となった蟲の群れが、軽乗用車レベルのスピードで突っ込んで来ている。


簡単に言い表せば、そんな所だった。



「スキンクよ、この件の事情説明は可能か?」

ノイウェルの問に、スキンクはあくまで淡々と答える。

「似たような事例があります。無数の飢えた蝗が飛ぶ群れ―俗に飛蝗などと呼ばれる現象に対抗しようと火炎魔術を蝗の群れに放った所、燃え盛る蝗が尚も飛ぶことを止めず突っ込んできたとか…」

「成る程……蟲とはかくも我々の常識を超越しておるのだな…」


「話し合ってる場合ですか!早く逃げないと死にますよ!」

「そうだぜ!アンタ等、消し炭になりてェのか!?」

セルシアとレリオの言葉で我に返った二人は、ひとまず精神力を使い果たして休憩前以上に疲弊しきって倒れ込む禾槻を抱え上げると、一目散に走り出した。

しかし、一時的に逃亡を止めた事が仇となり、一行は思う以上に力を出す事が出来ない。


一行の走る速度が落ちる中、火達磨となった蟲の群れは尚も等速で進み続ける。

そして遂に、その火炎が一行に襲い掛かろうかという、その時。



火達磨となった蟲の群れが、透き通った緑色の防護壁に衝突。

炎で焼かれボロボロになっていたキチン質の身体が、悉く崩壊した。



『…………?』


一瞬死を覚悟した一行は、その状況が飲み込めなかった。

しかし、『透き通った緑色の防護壁』の正体に気付いたノイウェルが、ぽつりと言う。



「……もしや、あのスライムか…?」


ノイウェルはすかさず自らの頭上に手をやるが、確かにあのスライムらしき物体の姿はない。

暫くして、炎に包まれた蟲の群れが完全に消滅すると、壁が収縮。緑色をした楕円形の物体となり、再びノイウェルの頭上へ飛び乗った。



「……変身……いや、変形能力…」

「そうらしいね…あのスライム、見掛けに寄らず中々やる奴じゃないのさ」


状況が落ち着いたところで、スキンクは入手した資料と辞書に目を通す。

見れば確かに、イゴールナクの項目には『命令』『遂行』『完全』等の単語が見える。


即ち、イゴールナクの力を引き継ぐ魔力結晶体が持つ能力とは、『主たる者の命令を完璧に遂行する事』だったのである。

命令されればなんでもやる。なんでもやるという事は、どんな姿にでもなるという事。

先程はノイウェルが心の中で「この群れから身を守りたい」と、咄嗟に強く思ったのをどういう訳か察知し命令と判断。

実行に移し、壁に化けて一行を守ったのである。



「…この資料、持ち出してきて正解だったぜ…」

我ながら適切な行動だと感心するスキンクだったが、そうゆっくりもして居られないようだった。



「……聞こえる」

ラグナの呟きは、明らかに怪訝な表情によるものだった。

更に彼女はつけ加える。

「……来る…さっきのと同じ奴らが……それも、もっと多い……」


噂をすれば影が差すとばかりに、ラグナの発言はその後一分もせずに真実になってしまう。

遺跡深奥から、再びオニアオメハシリアブの群れが現れたのである。

消耗された体力では逃げることも叶わない。このスライムの能力が必ず言うことを聞くとはいえ、先程のような壁がどれ程持つかも定かではない。



死を覚悟した一向の顔が絶望で陰る。が、しかし、一人冷静な者が居た。



スキンクである。彼にはある奥の手があったのだ。

その奥の手とは、探索開始3週間前程の事。

アストライアの面々が補給等を目的に立ち寄ったヤマタイにて『熊猫堂』の面々と久々に再会した後の事。

飯と雑談を終えて店から出ようとすると、店主から呼び出しを受けたのである。


――三週間前・ヤマタイ・『熊猫堂』裏――


「どうした店長。俺を呼び出しとは、何かあったのかい?」

「えぇ。実を言うと、梅田殿から伝言を預かっておりましてな」

「梅田…?梅田ってェと、アイツか?」


梅田とは、そこそこ多い『熊猫堂』常連の一人であり、店主やアランとも堅い友情で結ばれている人物の一人である。

一人と数えるがしかし、その詳細な情報は不明であり、スキンクは彼を、四大陸に於いて一般的に文明社会で生きる種族―の何れにも属さない存在なのではないかと推測していた。

身長は1.7m程と平均的。人らしい形こそしており言葉も発すれば本を読んだり一応喜怒哀楽の感情もあるらしいが、全身をすっぽりと覆うくすんだ白いコートの端々からは節足や触手のような者がかいま見える事があり、運動は得意でないと良いながらも変なところで妙に高く跳んだりする。

そんな、変な男だった。


「えぇ。実は先月、彼から言伝が有りましてな。

貴男が来たら、彼の家へ向かわせよと言われておりまして」

「そうか…有り難うよ店長」

「いえ、スキンク殿もお気を付けて」



―数分後・梅田の自宅―


梅田の自宅は以外にも町中の住宅街にある、何の変哲もないような一軒家である。

スキンクは呼び鈴を鳴らし、声をかける。

「梅田よォ、来させて貰ったぜ?」

『スキンクか…鍵は開いているから中に入ってくれ。居間で茶でも出そうじゃないか』

梅田に言われたとおり、スキンクは中に入っていった。


家の中は相も変わらず散らかり放題で、埃が舞っていた。

居間に到着すると、梅田は一人正座でテレビを見ている最中だった。


「久し振りだな、スキンク。相も変わらずなようで、安心したぞ」

「お前こそ相変わらずだな。で、用件てのは何だ?」

「あァ、そうだった。実はお前さんに渡したい物が有ってね」

そう言って梅田は、テーブルに備わった引き出しから小さな瓶を取り出した。中には白い半透明の粒子が詰まっている。

「こいつだよ」

「……これは、卵か何かか?」

「如何にも。世にも貴重なヒトヤツメダニのシスト卵だよ」

「ヒトヤツメダニ!?まさかまだ生き残りが居たのか!?」

「いや、これはあくまで死骸から得られた遺伝情報を元手に人為的に増やしたものさ。

だが、野生個体とさして違いはない。

あるとすれば、世代交代が上手く行かないことぐらいだろうね。どう頑張ろうとも孫の世代には繁殖力が無いらしくてねー…元々環境の変化に弱い生き物だというのに、弱点が割増では…」

「いやぁ、十分だろ。だが何故、俺にこれを?」

「…感じたんだよ。この力はお前さんにこそ必要だとね。風の噂で聞いたが、近々アストライアは北の遺跡に向かうそうじゃないか」

「あぁ、決行は三週間後さ。無論俺も現場で頑張るつもりだ」

「そうか…なら、やはりそれは君が持っているべきだ。何、心配は要らないさ。貴重と言ったってストックは幾らでもあるんだ。

もし必要とあれば、また来ると良い。ある程度なら拵えてあげよう」

「恩に切るぜ」


――回想終了――

―遺跡内部―


「(まさか本当にコイツを使う事になろうとはな……。

ヒトヤツメダニの卵は高温・低温・真空等、過酷すぎる環境下に置かれるとシスト形態に移行。

産卵に適した温度と湿度で適量の酸素を得た瞬間、一斉に孵化する…。

その癖卵から孵った瞬間環境の変化に弱くなるが、その分奴らには力がある…良し、使うか)」


スキンクは懐から小瓶を取り出し、その中身を迫り来るハシリアブの群れの居る方向へ散布した。

瓶の中身を確認するが、幸いなことに中に卵の残りは入っていない。中途半端に残していても厄介だ。



ハシリアブの群れは尚も走り続ける。

その光景に殆どの面々は絶望していたが、ここで一同は目を疑うこととなる。


炎を受けて尚進むことを止めなかったオニアオメハシリアブの群れが、突然苦しみだしたのである。

そしてその体表面に、白い粒上の物体が発生しては膨らんでいく。


「あれは…一体?」

「……何が起こった?」


一同が次々と狂ったように死んでいくハシリアブの群れに驚きを隠せないで居る所で、スキンクが言う。


「ヒトヤツメダニ…予想を絶するスペックだな……」

「ヒトヤツメダニ……?

スキンク、そなた何をした?」


唖然とした表情で問うノイウェルに対し、スキンクは淡々と言う。


「あの石頭の蟲共を皆殺しにするよう仕組みました」

「それは解っておる。ではなく、あの蟲に吹き出た白い粒は何なのだと聞いておるのだ」

「あァ、あれについては先程言ったとおりですよ。ヒトヤツメダニという極小の吸血蟲です。

それの卵をバラ撒いてやったんですよ」

「極小の…吸血蟲…?」

「えェ、まァ。

ヒトヤツメダニ。動物界節足動物門鋏角亜門クモ網ダニ目ケダニ亜目ツメダニモドキ下目フクレダニ上科フクレダニ科に属する生物です。

全長0.2~1mm程。節足動物のみに寄生するダニの一種であり、数千或いは数万匹からなる群れを形成し、高速で動き回り、短時間で莫大な量の体液を吸う事が出来ます。

この為、限界まで体液を吸い尽くすと一抱え程にまで脹れ上がり、自らの脚での移動は不可能となります。

単為生殖で繁殖する為か、全ての個体の腹の中には産まれながらに無数の卵がぎっしりと詰まっておりまして、吸い取った血液の栄養分を得た卵は母体内で孵化。親の腹を突き破り一斉に飛び出た後、直ぐさま吸血対象を探りに走ります。

この様に環境条件さえ最適ならば鼠算式に増え続けますが、環境の変化に大変弱いのが特徴でして。

ただそれを踏まえたとしても、オニアオメハシリアブの群れを壊滅させるには申し分ないレベルかと」


「そうか…ダニか…しかしそなた、そのダニの卵とやらを何処で?」

「カスミガに知人が居ましてね。その知人が、『何れ使う事になる』と言って渡してくれました。

いや全く、俺としても最初は驚きましたぜ。絶滅したはずのヒトヤツメダニをクローニングで培養してやがったってんですからね」

「……絶滅?」

「そう。ヒトヤツメダニは環境の変化に滅法弱くてですね、卵の状態でシスト形態に入れば高熱・低温・真空・放射能にも堪え忍びます。

しかしまぁ、産まれた途端にその耐久性は何処へやら。

住処のの温度が二度変わっただけで群れの25%が死滅するような軟弱者なんですわ。


知り合いは孫世代には繁殖力が無いって言ってましたから、あの連中も自然と絶滅すると思いますが。



……しかし凄ェ。群れの規模に差違があったと踏んでもこの勢いはおっかねぇや。

もう動いてるアブが居ねぇもんな」



「……何はともあれ御苦労であった。さて皆の者、早急にアストライアへと戻るぞ。

虫の群れ云々以前に、負傷した者を休ませねば艦長失格というものだ」



こうして、予想外のトラブルこそあったものの、一行は何とか無事にアストライアへ帰還した。

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