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第7話:カップラーメンの作り方

大変お待たせしましたね!←


本当に申し訳ない。

じれったかった話がやっと終わります!

文章はへたれのままですが、楽しんで頂ければ幸いです。



「楓ちゃん、あのときの返事を聞かせてください。」


悠は、私を押し倒したまま無茶な要求をする。

否、無茶ではないのだろう。散々待たせたのだ。あの約束から、今まで。


「〜〜〜。」


逃げ場はない。否、わたしの辞書に「逃げる」という言葉は載っていない…多分。

腹をくくろう。

気持ちを認めよう。

誤魔化すのをやめよう。

もう、苦しむのは嫌だ。苦しめるのも嫌だ。


『楓ちゃん、そのかわり…僕とずっと一緒にいて。僕が花嫁修業するから、僕をもらってください。あ、楓ちゃんが花嫁でもいいけどね!』


あの時、私は返事をしなかった。できなかったのだ。今と同様に、顔は真っ赤になり固まっていたからだ。


「悠…せめて、座らせて言わせてくれないか。」


私の真剣な声音に悠は渋々と身を正した。

もう、二度と言うことはないだろう。こんな恥ずかしい言葉。


「私は…私は、悠が好きだ!」

「かえでちゃん…。」


驚きに目を丸める悠に目を逸らさずに言う。


「ずっと、ずっと前から好きなんだ!認めたくなかったし、意地を張るのもやめる!だから…その。」

「楓ちゃん、ごめん!」


うん…言葉はを遮られ、謝られたのは何故?


「もう無理!!」


何が?と聞く前に、二度目の抱きしめを頂きました。

そのとき、悠が小さな声でよっしゃあという言葉を言っていたのを聞いてしまい、私は言いかけた不服を心に押し戻した。


「かえでちゃん…楓ちゃん、ずっと一緒にいようね!」


イケメンの笑顔を直に頂き、私の心の壁をも粉砕しました。笑顔で破壊力がある人間ってそうそういないよな。

あーあ。あーあ…悠のばか。

私の意地という皮を剥いだだけでなく、心の壁すらも壊してしまったら、昔の私に戻ってしまうじゃないか。

抱きつき魔の悠の背に、私は腕を回しながら言った。


「悠…知らないからね。私けっこう独占欲が酷いんだから。」





カップラーメンのように3分間という短時間で恋に落ちるとことができるのなら、長い間意地を張っていた私の恋はなんて長いのだろう。

私のように苦しまない方法を貴方にも教えようか?



カップラーメン(恋)の作り方(伝え方)


本編はこれにて終了。


読み直して、あまりの文章力に悶えましたがなとか終わらせれたのでよし、よし!っと思っとります。


番外編とか書ければいいんですけど…ね!願望ですよ。


今まで待ってくださった読者さま。

ここまで読んでくださった、読者さま。

本当にありがとうございました。

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