第3話:おっちょこちょいちょい ★
はーい。なんか出てきましたよ~。
作者的にこの客、嫌いですね~(ヲイ。)
楽しんでいただけると光栄です。
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インターフォンがタイミング悪くなったことには多少驚いたが、気を取り直そう。
人間、気にしないほうが大きくなれると聞いた。(本当だろうか?)
「うむ?客かの?」
タイマーのスイッチを忘れずに押し、玄関へと向かう。
ドアを開けばあらビックリ。
「あの、悠くん・・・ッキャ!!悠くんって言っちゃった!!ふふ、崎野くんはいますかぁ?」
「・・・・・。」
こういうときは見なかったことにしとくのか、それとも右ストレートパンチを食らわせるのかの悩みどころだ。
さて、どちらを選ぼうか?
いや、その前に・・・・。
「ここは私の家だ。何故、崎野がいることが前提になるんだ?おかしいだろう?」
私は悠を他人の前では崎野と呼ぶ。
ちなみに学校では赤の他人状態だ。
でないと、いろいろと面倒なのだ。
「えぇ~ここって、悠くん・・・また言っちゃった♪崎野くんのお家じゃないんですかぁ?」
「だからここは私の家だ。隣が崎野の家だ。」
「あっれぇ~~~?花の見間違いかなぁ?このまえ悠くんがこの家に入っていったのを見たんだけどぉ~。」
「ああ、見間違いだ。ではな。」
バタンと閉めたドアの外からはさっきのぶりっ子とは打って変わった花とやらの声が聞こえた。
「ったく、なんなんだよ?あの女。頭おかしーんじゃねぇの?」
「いや、明らかにお前のほうが可笑しいだろう(笑)」
失笑交じりにドア越しに言ってやるが、聞こえるわけもなくそのまま消える言葉。
きっと私と悠の関係もそうなるのだろう。
まさか、さっきの奴が悠の彼女じゃないだろうな?
もう少しまともな奴を彼女にしてほしいと望むのは幼馴染として、小姑としていけないことなのだろうか?
いや、そんなことよりもだ。
「奴が、悠がこの家に入るのを見たと言ったな。ふむ、一時期出入り禁止にしてみるか?」
ということが、言いたかったのではなく。
「『カップラーメン』殿!!!!」
大事なことをやっと思い出し、バタバタとリビングに向かうがタイマーは鳴ってはいない。
まだ、3分経っていなかったのだろうか?
結構な時間が経ったと思ったのだが。
チラリとタイマーを覗き込む。
「・・・・・・・・。」
もう一度タイマーを覗き込む。
「・・・・・・・・(笑)」
やってしまった。
タイマーの数字はなんと・・・・・。
「29:64だと?にじゅうくじかんろくじゅうよんびょうだと?まて、いったいそれはどんな『カップラーメン』殿なんだ!」
「きっと、すっごくでかいんだろうね。」
「そうだろうか?29時間だぞ!一日既に過ぎているではないか!!」
「確実に、麺は伸びきっていて美味しくはないと思うなぁ~」
「そもそも、カップラーメンにする必要もないではないか!!って・・・アレ?」
私は恐る恐る後ろを振り返った。
「ただいま。」
これは見なかったことにしよう。
今までのは私の独り言ということで。
「コラコラ。楓ちゃん、お昼ごはん作ってあげないよ?」
「!!・・・・・。」
一瞬なびきそうになったのは、気のせいだと言うことに・・・
「そう。今日は、お菓子を作る予定だったんだけどいらないんだね。」
できそうもなかった。
「いります。おかえりなさい。そしてご飯まだ?」
「ただいま!すぐに作るからこれ以上待てなくても待っててね?」
ニコニコと笑顔を向けてくる花婿に私はボソっと一言言う。
「だったら早く帰ってくれば良かったのに。」
「僕だって早く帰ってきたかったよ・・・。でも」
「生徒会だろ?知ってるよ。話す暇があるんなら手を動かせ!!」
「動かしてるんだけどなぁ~」
実際に手を動かしつつ会話をする奴に私は何もいえない。
そう何もいえないのだ。
一旦休憩ー♪
更新明日できるかな??
にしても、29時間とかやっちゃったことありません?
ないですか・・・。そうですか・・・。
作者だけでしたか(泣)