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1/∞の世界で  作者: スマイロハ
3652回くらい星を眺めたら十年。の章

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コーヒー飲んでるヒマを生贄に議題が進めば良いのになぁ。

「こっちがレファゼゼ。13歳。こっちがルフェディアで、こっちがサフェディア。11歳。」

…めっちゃ見られてます…。無事フィヴとティアお姉ちゃんと合流出来たので、冒険者ギルドの部屋に防音結界を張って作戦会議です。の前に顔合わせです。

「ネムアムです。24歳です。」

肉体の年齢は15歳なんですけどね…。

「………で?」

「あの…お久しぶりですね~…。みたいな…?」

「…良いよ。ちゃんと後で時間作ってね?」

ルルちゃんとも再会です…。

「じゃあ今後に向けての作戦会議を始める。議長は私、フィヴィナが務めます。よろしく。」

よろしくお願いします。

「まず前提として…。私たちの目的は天界へ行き、死んだ人間を転生と言う形で復活させること。当然これは良い行いではないから、天界ではまず間違いなく戦闘になる。」

セデス様の考えとしては、魂を手に入れるために天界に行く感じだと思うんですよ。ジルミお姉ちゃんの魂は持ってるのかもしれませんが、レビィの魂は多分無いんですよね。二回以上転生した人の話を聞きませんから、普通の神なら多分眷属の魂でも天界に送る筈なんです。

「戦闘にならなくても、どっちみちギガルの天界へと続く山…。」

「導天山ね。」

「…導天山に登る必要があるから戦闘は避けられない。ここに居るみんなは来てくれることになったけど、戦力がもっと欲しい。そこで最初の議題は『もっと仲間を増やしたい。』です。どう?みんな心当たりない?」

私はネタ切れです。見ず知らずの人のために国を出て天界に攻め入る人はそう居ないでしょう。そもそも邪神の計画に乗ってる訳ですし。

「…心当たりは無しか。じゃあ次の議題、『全員で行くか否か。』はどう?」

行かないんですか?

「…巨人族の立場から言わせてもらう。導天山をまともに、モンスターを倒しながら登るのはこのメンバーじゃ無理。隠密で行くことになるから実戦経験の無い人たちは連れてけないと思うよ。」

なるほど。となると巨人族のミニフさんは確定として。

「ネマ姉と私は言い出しっぺで、吸血鬼の力を使えるから行く。」

ティアお姉ちゃんと妹組は使ったことないらしいので使わせたくないです。それはそれとして。

「勿論お姉ちゃんも行くよ。お姉ちゃんだからね。」

そうですよね。この中で一番強いですから。

「…お姉…私達は行っちゃダメ…?」

レファ、ルフェ、サフェ、の妹組は…どうしましょうか…。

「…同じ歳の私やネマ姉は旅に出てた。」

「じゃあ…!」

「でも三人は経験が少な過ぎる。導天山の攻略難易度を考慮して、今の三人を連れて行くのは無理。」

私は別に良いと思いますが。…まぁ、姉組は絶対守ろうとしますからね。

「…空気重くしないでよ…。アタシは行く。ネムアムと被ってるけど役割はあるから。」

ジェーサさんも行くと。

「私とローレちゃんは行く。私はこれでもビセルでは名のある冒険者だし、ローレちゃんの手札は必ず役に立つ。」

「私頑張る。」

ラビリアさんとローレさんも行く。

「そうだ。フィヴちゃん、スラリンは連れて行くの?」

「連れて行く。…ネマ姉と一緒に居るんだよね?」

居ますよ。暫く鞄に隠してました。

「わたしもご同行させていただきます。」

当然スラリンもですよね。

「私の魔法はどうっすかね?役に立つっすか?」

「暫く一緒に旅してたアタシの意見としては『かなり重宝する。』だ。」

一発限定とは言え超威力の魔法は便利でしょうね。何かあっても基本ぶっ放しておけば良いんですから。

「ルルの魔法はこの中で一番洗練されてるし、シンリさんの魔法もルルの結界で味方への影響は無くせると思う。」

「てことはシンリさんとルルさんも確定か。キャルさんはどうする?」

「アタシも当然行く。アタシ自体はパッとしないが、脱皮スキルは強いからな。」

キャルさん、何回か脱皮したっぽいんですよね。若干大きくなってます。スキル抜きでも、シンプルに強い前衛が増えるのは有事の際に頼りになりますから、キャルさんが来てくれるのはフィヴやラビリアさんの負担がかなり減ってイイ感じですし。

「じゃあ最後は…。」

「ラトのスキルは滅茶苦茶強いユニークスキルなので、絶対に、連れて行くべきです。」

「そんなに強いの?」

「旅の間、手の空いた時に軽く検証してたんです。」

周囲への精神汚染は付加価値的な要素で、本命は「何でも食べれる」と言う点。本当に何でも食べれるんです。空間そのものまで。

「じゃあラトも連れて行こう…何で呼び捨て?」

「呼び捨ての方が、ラトが喜んでくれるんですよ。」

そんな感じで合計12人のパーティですかね。

「待って!私達も絶対役に立つから!お姉連れてってよ…!」

「……心配だから連れて行けない。」

「私達だって心配だよ!」

「もう帰って来れないかもしれないの。レファ達まで行く必要はない。」

「だからでしょ!?…お父さんもお母さんも死んで、唯一頼れる人だったのに、お姉は『ネマ姉を探しに行く。』って勝手に出て行ったんだよ?また私達を置いて行くの?…だったら私達も――。」

「――死にに行くわけじゃない。私は帰って来た。ネマ姉もティア姉も帰って来た。…寂しい時を過ごすくらいなら一緒に行って死んだ方がマシって言いたいんだよね。だから連れて行かない。私達は必ず目的を達成して帰って来る。旅の成功を考えてない奴を旅に連れて行くわけ無い。」

フィヴは長女よりしっかりしてます。…でも私はほんと連れてって良いと思いますよ。妹組は、私がお婆ちゃんに付いて行って旅に出た時より遥かに強そうなんですもん。

「…………実力は足りてると思うよ。」

「ティア姉――!!何言ってるの!?やめて!!」

「分かってるよフィヴちゃん。でも実力が足りてるのは事実。足りてないのは経験。」

経験さえ積ませれば連れて行っても問題ないと?

「………今から三人を鍛えるの?」

…やろうとしている事を考えれば、本当に帰って来れる保証はありません。あのセデス様ですから…。なので、置き土産とは言いませんが、三人に色々教えてあげても良いのかも…?

「三人だけじゃないよ。手札が増えるからと言って、ラトちゃんやシンリちゃんを連れて行くのは愚行だから、全員で手分けして全員鍛え直す。」

全員ですか…。

「資金面もね。【錬金術師】の私が居るからと言って、今のヒュメルで充分な物資をかき集めるのは無理。ドワルに行って必要なものは揃えることになる。無いものは素材を集めて私が錬成する。そう言うことをしてたら時間が経つから、その間にみんなでレベルアップしよう!…って話だよ。」

なるほど。今まで行き当たりばったりだったので見落としてました。そりゃあ今直ぐ行くわけないですよね。

「期間は4年。ルフェちゃんとサフェちゃんが15歳になるまでの間。その間に準備を終わらせる。…良いかな…?」

「良いよ……。もちろん……。………ティア姉元気になった?」

「可愛い妹たちに会えたからね。」

と言う感じで、今後の予定が決まりました。

まず、3年間はこのオーの街を拠点に修行します。その後、1年でドワルまで行き装備を整えたら、導天山の手前の町で今度は息を整え、全員で登ります。天界に着いてからはセデス様の誘導があるのでそれに従う感じですね。

さて、私はフィヴと一緒に血のストックをコツコツ溜めるのと、唯一成長不可でない(リン)を鍛えることが修行内容ですが、他のみなさんは何をするんでしょうか?ちょっと見てみましょう!

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