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秋月の誘い

 


 店に入ってきた秋月はシウの元に駆け寄り


「しーくん!その女の人達はなに?!美幼女に美少女!おまけで犬がいるけど…」

「妾はおまけなんかじゃないのじゃ!しかも狼なのじゃ!」

「喋った?!えっ?なんで?」


 姫はおまけ扱いされたのが嫌だったのか、人化を使い人の姿になった。


「妾も立派な美少女なのじゃ!」

「うぇ?!犬が人になった?!しーくんどゆこと?!クーちゃんは知ってたの?」


 秋月はシウに説明を求め、ストレクーガが驚いていないことを不思議に思い2人に聞いた。


「俺は知ってましたよ。防衛イベントの時に一緒だったし。イベント終わってからユーキングのクランハウスに向かう途中に姫の事を説明されたから」

「防衛イベント…私その時エルフの里に居たから出来なかったんだよね…それよりしーくん!私にも説明詳しく!」


 机を力いっぱい叩きつけシウにつめよる秋月。


「簡単に説明すると…狼の姫が人化を覚えて人になった!それだけだ!」

「簡単すぎる…しーくんの雑な性格が現れたよ…なに?ユーくんもサーちゃんも知ってるって事?私だけ知らなかったの?」

「そうなるな。それにお前を知ったのは今日が初めてだから教えるも何もないよな?お前から連絡してくりゃよかったのによ」

「恥ずかしいじゃんよ!自分から男の子に連絡なんて…不埒な!!」

「マスターはまた女性を虜にしようとしてるのです?去勢が必要なのです…」

「主の女好きはどうしようもないのじゃ…」

「旦那様…浮気はダメですよ?」

「すこし君たちは黙ろうか?ね?話が変な方向に行くからね?」


 ユーキングと共に始めた秋月もトッププレイヤーとして名前が売れており有名になっていた。

 シウの事も秋月は掲示板で見かけており、ユーキングとサクヤから教えて貰いシウに連絡せずに探し回っていたらしい。


「とりあえずしーくんは女たらしで人の姿をしてるモンスターしかテイムしないことはわかったけど…」

「その発言やめーや!テイム出来たのがこの3人だったんだよ!」

「まぁそれはおいといて…しーくんは弓使ってるんだよね?ならDEX特化?」


 秋月はシウのステータスについて聞いてきた。


「まぁDEX寄りだけど、INTもそれなりに高いけどな。弓も魔法も使うようにしてるからな」

「それなら銃を使おう!私と一緒に銃を使おうよ!魔銃だよ!狙い撃つぜ!!」

「ほらシウ…勧めてくるだろ?この人は銃に取り憑かれてんだよ」

「でもでも!銃なら矢を撃つより早いよ?相手に当たる速度も早いよ?威力も高いよ?だから銃にシフトチェンジしよ!」

「魔弓があるから別に今の装備を変える必要もないし…二次職も弓に関する職にしてるから無理だろ?」


 すると秋月は何か考え出し静かになった。


「二次職なったばかりか…うーん…ならお金払って変えてもらうしかないか?私が払えば大丈夫だよね…うんそれしかないね!」

「バッチリ聞こえてるからな?それより金払えば職って変えれんのか?」


 シウが秋月に聞いたが答えてきたのはストレクーガだった。


「シウは何も知らないのか…なら俺が教えてあげるよ。今現在FLOは最高レベル99なんだけどレベル30で二次職、60で三次職に成れる。もし途中で派生させたいとかなれば金を払えば変えることが出来る。基本職からやり直すことも出来るんだ。ほかにも…」

「よし分かった。お前もユーキングと同じタイプの人種だな!説明しだすと長くなるタイプだ!これからクーガくんもクガえもんと呼ぶことに決めた!」

「クーちゃんとユーくんって確かに似てるかも…」

「なんで俺が…そんな名前要らないけど…」


 その後もクガえもんの説明は止まらなかった。

 説明を受けたシウだが


「んー…確かに弓のメリットデメリットに銃のメリットデメリットはわかったけどさ?この武器に愛着があるから手放す気になれないのも現状なんだわ」

「えぇ〜しーくんと一緒に狙撃したかったー!ガン=カタやCQCを教えこみたかったのに〜!」

「戦闘バカが現れたよ…シウ、とりあえず今は銃の事を頭に入れとくだけでもいいと思う。横の3人が暇そうにしてるからそろそろ出た方がいいと思うけど」


 キュリア達が暇そうにしていたのをストレクーガがシウに伝える。


「それもそうだな。とりあえず一旦店から出るか」

「この後シウはどこに行くんだ?」

「桜華と話したいことがあるからとりあえずは獣人の街かな?」


 桜華に三尾から先の話を聞くためにシウは獣人の街に行こうと決めたのだが


「でも大丈夫なのか?黒羽は獣人じゃないけど」

「あっ…確かにそうだよな。獣人以外は無理だったもんな…どうすっか」

「なら私もついて行くよ?もし黒羽ちゃん?だっけ?もし入れなかったら私と一緒にお留守番してたらいいんじゃない?」


 秋月が提案をしてきたが


「そんなこといいのか?待ってる間にモンスターとか現れるだろよ」

「モンスター避けの結界アイテムあるから全然大丈夫だよ〜。待ってる間に黒羽ちゃんと特訓しててもいいし。ね?」

「私は構いませんよ。旦那様の指示に従うだけですから」

「とりあえずは向かうだけ向かってみるか」


 シウ達は店を出て獣人の街に向かいだした。

 その道中、姫は再び狼の姿に戻り歩いていた。

 秋月は姫を見ながらシウに尋ねる。


「ねぇねぇしーくん。姫ちゃんって人化した時は服きてたけど…今は狼の姿だよね?あの服はどこから現れてるの?」

「確かに言われてみればそうだよな…なぁ姫、お前の摩訶不思議な服はどーなってんだ?」


 シウも姫が着ている服のことを知らずに居た。

 シウ達の前を歩いていた姫が振り返り話し出した。


「妾の服は魔力で出来てるのじゃ!人化してる時はMPが減るからアーツの無駄使いが出来ないのじゃ…」

「そんな事が出来たのかよ…それなら桜華のとこにいた凪沙も姫と同じ様にMPで服を着てたのか?」

「そう言えば凪沙も人化してるのじゃ…凪沙に聞いてみるのじゃ!そうしたらなにかわかるかもなのじゃ!」


 姫に人化を教えてくれた凪沙に聞いてみることを決めた姫。

 そんなこんなしていると獣人の街に通じる樹洞までやってきていた。


「マスターどうするのです?到着しましたけど」

「黒羽1人置いて行くのも悪いんだよなぁ…どうにかならねーかな?」


 シウがなにかいい方法がないか考えていると。




「それなら私が直接屋敷に送ってあーげる!それ〜」



 シウの背後に突然桜華が現れ、空間魔法の転移を使い桜華の屋敷に飛ばされていた。












☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



姫の見た目について



薄緑の髪色でショートカットなのにポニーテールを無理にしている

身長160でモデル体型

スポーツ少女みたいな明るい性格(キュリアからうるさいと何度も言われる)

黒羽の次に身長が高くスタイルも程よい(キュリアから中途半端と言われている)

武器は装備しておらず素手での戦闘になる。しかし人化した時に魔拳が使えるようになった為充分戦える

実は半生パンが姫専用装備を造ろうとしているが何度も失敗している。狼姿でも人化した時にでも装備出来るようにしようとしているがまだ出来上がっていない。

スムージーが好物

肉はそこまで好きではない

意外にもキュリアとの連携は上手く取れている



以上





お読み下さってありがとうございます( *・ㅅ・)*_ _))ペコ

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