シウ爆誕①
昨日はとりあえずある程度考えたけど結局まとまらず…そのまま寝てしまったよね!
そして起きたら9時半!!あぶな!危うくスタートダッシュを逃すところだったよ…
始まるまでに朝飯とトイレは済ませておかないとな…とりあえずは連続して潜る予定だし。でも1日連続して潜れるのは8時間だっけ?それ過ぎたら強制ログアウトされるんだっけな。強制食らったら1日はIN不可になるみたいだし気をつけないとな。
さて、そろそろ10時になるからスタンバイだぜよ!
いざFLOの世界に行こうではないか!
『FreeLifeOnlineの世界へようこそ。開始まで後2分お待ちください』
早かった!フライングしてもーた!
でも2分なんてあっという間さぁ〜ふふーん。
2分後、機械的音声が告げる。
『FreeLifeOnlineを始めますか?』
勿論スタートじゃぁぁぁ!!YESをぽちっとな!!
すると光が弾けたように明るくなり一瞬視界を奪われた。
光が収まり、彼はゆっくりと瞼を開けるとそこには何も無く真っ白な世界だった。
その白い空間の中に1人の女性が佇んでいた。
水色の髪で腰まであるストレートヘア。
水色を主体とした服装をしており、お臍あたりには服が無く肌が見えている。水着を来ているかの様だ。腰から下はレースで作られているようなフレアスカートを履いていた。
俺はそんな彼女に見とれていた。
『FreeLifeOnlineへようこそいらっしゃいました。私は貴方のサポートを務めさせて頂く事になりましたディーネと申します。よろしくお願いしますね』
彼女――ディーネは笑顔と共に自己紹介をした。
「よ…よろしくですです!」
『ふふっ緊張なさらなくて大丈夫ですよ。まずは貴方のお名前を教えてください』
「あー、俺の名前は…シウで」
『シウ様ですね…少々お待ちください。重複してないか確認します…大丈夫の様ですね。シウ様の元になるお身体をここに表しますのでお好きに弄って下さいね』
弄って下さいって…しかも両手を握りこぶしにしてグッ!見たいな感じにして言われても…
「特に弄らなくてもいいんですよねぇ…変えるつもりないんで…」
『えっ?そうなのですか?皆さんは髪型変えたり色を変えたりなさってますよ?女性なんかは胸のサイズとかも変えてましたし』
Wow…サイズの詐欺はダメ絶対!
俺は特に今の自分に不満はないから身長も体型も髪型も全て変えるつもりナッシング!なのでここはスキップしていいのだよ!
『それでは容姿はそのままでお次に種族を決めましょう。説明致しますか?』
種族についても勿論調べてきている。
種族によってステが違うのだ。
それぞれに長所短所がある。
とりあえず見てみよー!
人族はもぅ見たまんまになるだけ。これ以外言い様がないよね?!
後、ステータスは全部数値が同じである。まぁ無難に行きたいなら人族だよな。
続いて、エルフ。
エルフは漫画やアニメみたいに耳が尖るのだ!
エルフはHPが低いがMPは高い。攻撃力が低いけど魔法攻撃力は高い。
さらに!エルフは貧乳じゃないとダメだと俺は思っている!貧乳エルフ以外は認めん!!バーーン!!
俺のエルフ論はさておき…
ドワーフにすれば身長が縮むというオプションが着いてくる。元がいくら身長高くても縮むのだよ!そしてステはHPが高くMPが低い。防御力は高いけど魔法防御力は低い。
最高身長が140cmに設定されているらしい。女性でドワーフにして身長を130とかにして巨乳に…ロリ巨乳の完成だぉぉぉ!!!!イエスロリータノータッチ!!!
それもさておき…
獣人にしたら様々な動物を選べるけどこれまた多いんだよ!
基本的な狼や猫、兎に狐に熊はわかる。なのに鼠や狸、象やキリンとか普段選びそうにないのもあるんだが…どこまであるのか後で見てやろう…
そして獣人にすれば耳と尻尾が着いてくる。これは自分で耳や尻尾を動かそうとすれば動くのだが、感触もリアルにあるらしい。触られたら慣れないとこしょばかったり…感じたりするらしい(小声)
色も変更出来たりもするみたい。
選ぶ種類によってそれぞれ特徴があるからある意味選ぶのに楽しめそう。
後は魔族だね。
魔族は角が生えたり、人外になれる。
魔族を選ぶと人が住む街には入れずに魔族だけの街からのスタートらしい。
でも友人Aが言うにはある程度進んだ街には魔族も入れる人の街があるみたい。でも俺にはまだまだ先の話なんだけどね。
魔族でも選ぶ種類によって変わるけど俺はやるつもりはない!
そこで俺は何を選ぶのかって?
弓を使うならエルフだよね!
って、言われそうだけど俺はもう決めてるの!
決めたのは…
「獣人の狐で!もふもふの狐さんで!!」
『狐ですね、では設定をして目の前にシウ様を映し出します』
シウの目の前には狐耳と狐尻尾を生やした本人の姿が現れた。
「oh......こーやって自分を見てるとなんか恥ずかしい感じがするな。これっていま触れる?」
『勿論触れますよ?触ってみますか?』
見た目は自分だが…もふりたい衝動は抑えられん!では実食!!
尻尾…もふもふぅぅ〜なにこの感触…病みつきになっちゃう…はふぅん…
耳はどんな感じかな…おう…これまた気持ちよす…
これあかん…尻尾とか自分で今後もふりそうやわ…
てかディーネさんも尻尾をもふりだした?!
『初めて触りましたけど…こんなに気持ちいいんですね…至福のひとときですぅ…はぅ〜』
スクショ撮れないかな…なんか表情が…エロ((ry
しかし目の前の俺の分身は動じておらず、俺とディーネはしばらく2人して尻尾をもふって堪能した。
『…はっ?!申し訳ありません!我を忘れて仕事を放棄してました…ゴホン!耳や尻尾の大きさなどは変えれませんが色は変更する事が出来ます。如何なさいますか?』
蕩け顔から真面目モードに戻ったディーネだけど…口元ヨダレの後が…どれだけ堪能したんやこの子…
しかし色ねぇ…髪の色も変えてないから黒髪に合う色ってなんやろ?
今は薄いオレンジの狐耳になってるけど…んー
「変に変えたら似合いそうにないんだよなぁ…」
『それなら私と同じ色にしませんか!水色に!!』
「えぇ…なんか奇抜な色合いになりそうで怖いんだが?!」
とりあえず水色にしてみたけどさ…合わねぇ!!
「うん、無しだな」
『もう少し色を薄くしてみましょ?ね?』
言われた通りに薄くしていってみた…うむ…なんかいい気もして来たぞ?
これって何色って言うんだっけな…青白磁だっけな…白磁色だっけな…そんな色合いにしてみたら俺好みの色になってもーた。
「この色なら俺好きかも…でも色的に言ったら狼ぽい色だよな?!まぁいいか…白磁色の狐…居たらリアルに見てみたい…」
『か…可愛いですぅ…はふぅ…』
ディーネがまた蕩けてるよ…なんかこの子のキャラがわかんねーわ…最初は優しいお姉さんみたいだったけど今はそんな欠片もなくなってるわ。
でもそれが俺的にツボなんだな!
ん?聞いてないって?聞いとけ!