↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本日は性転ナリ。  作者: 如月アル
PR
99/225

嶺(レイ)

『だからホラっ。ちゃんと前出て自己紹介っっ!もぅ…笑』


恥ずかしそうに私の前に出てきた彼女は俯きながら、ようやく聞き取れる程の声で自己紹介をしてくれた。


『すぎやま…れいです。初めまして。』


「初めまして♪頑張ってくれてありがとね。」


つい幼い子を褒めるような口調になってしまった。


『頑張ったね。レイ。あ、因みにレイはこれでも1個下だかんね♪笑』



「えぇ?!?!そうなのっ?!?!ほぇ〜…」


まじか…レイちゃんには悪いけど、絶対そんな風に見えない…

小柄で華奢な身体だし、胸も…


そんな私の視線に気づいたのか、レイちゃんは"ハッ"と胸元を見下ろした後、ふくれっ面になってしまった。

…が、その姿も可愛らしくて稚華さんと目を合わせて笑ってしまった。


そんな私たちにつられてレイちゃんもくすりと微笑した。


「笑顔、可愛いね♪そんなに可愛い顔なのに、笑わないのはもったないよ♪」


なんて私が変なことを言ったものだから、レイちゃんは顔を真っ赤にして俯いてしまった。


私は何でこんなにも素直に話すことができるのか不思議だった。

普段から人付き合いが苦手だった私は、特に子供や年下の扱いが苦手だったのだ。


ちょっとだけ私に似ているから…なのかな。



「そういえば!!なんか私に会わせたい人が居るとか言ってなかった??」


すると稚華さんは目をまん丸くして、急に笑い出した。


『あははは!!ごめんごめん!会わせたかったのは"レイ"だよぅ♪私の妹っ。ねっ♪可愛い可愛い妹ちゃん♪』


それを聞いたレイちゃんは、ムスっと不機嫌な顔に変化して、そっと握り拳を作ると、すぅーっと息を吐き、その拳を稚華さんの脇腹へと投げ込んだ。


『ぐぁぁぁぁぁ!!!痛ぁっっ…ばかぁ!なにすんのよ!!』


『バカにすんなっ!!』


怒る理由は分からないが、その光景を見ていて"姉妹っていいなぁ…"と思ったのであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↓"本日は性転ナリ"最新話毎日更新中!!↓ https://www.alphapolis.co.jp/novel/77353022/499155980 ↑お気に入り登録・コメントお待ちしております↑
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。