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13.女の準備は忙しい
「なんかアイツがあそこまでショック受けてたなんて意外だよなぁ…」
『私は別のトコが意外ですけどー…
まぁ、私にもスキンシップ多かったし、積極的な子だなぁとは思ってたんだけどさ。』
「気づかなかったなぁー。けどまぁ、案外いい奴なのかもな。」
『ははーん♪惚れちゃったの？笑』
「んなんじゃねーよ…ってお前そんなに菓子ばっか買ってカバン入んの…？」
『お菓子専用の鞄持ってくからおっけー♪』
…先生にチクってやろうか…
「あとは何が欲しいっけ？買えるもんココで買っとくか。」
『あぁぁぁ！！』
「なんだよ急に！！」
『瑠衣下着何着もってる？！』
「は？！下着？ツーブラツーパンあるけど？」
『その単位なに？！…じゃなくて洗濯できないんだから3セットなきゃだよ！！』
「えぇ？！じゃぁココで買っとくか？」
『バカっ！！こんなとこおばさんの付けるようなのしかないでしょ！！(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾』
「俺は構わないけど…てかこの胸なら別に無くても良くね？」
『なに言ってんの…アナタは女子高生ナノデスヨ！！身なりはしっかり！品良くおしとやかに！でしょ！』
「莉結のスローガン…？てかまた行くの？ブラ屋…」
『下着屋ね！仕方ないでしょ！』
そう言われてまたショッピングモールへと買い物へ行った訳だが…
その時にあれやこれやと"女の子必需品グッズ"を買わされた。
化粧水やら、乳液やら…本当に必要か？ってモノを。
目が飛び出るような値段で…
莉結は意外と女子力高いからな…笑
よくもまぁこんな高いモノを毎日毎日使い続けますよ。
男は楽でよかった…
あぁー…早く戻りたい…
下着買うだけのつもりがめちゃくちゃ色々と買ってしまった…
おかげさまで今月の生活費は空っぽになりました。…とさ。
「とさ。じゃねーだろっ！！」
『どうしたの瑠衣？！』
「あ…こっちの話…」
