獣国ジュリアームに向けて旅立つ
結構長くなってしまったため、読みにくいと思います。
王国に入ってみたけど見た感じは平和な感じだ。フィムが言ってたわりには危険な感じはしない。そうなるとこれから何かが起こるに違いない。
「その武器見たことないですけど、なんて名前なのですか?」フィムは不思議そうに聞いてきた。
「これの?え、えぇと…ま、孫の手…」正直に言わない方がいいと思ったけど本当のこと言った。
「マゴノテー…?聞いたことないですね…でも、きっと神器クラスの性能だと思います!」
なんか慰められてない?
「そうこうしている間に王の間に着きました!さ、王様からの話を…」
王の間に着いたもののここに来る間に兵士に笑われた。それはそうですとも、こんな細い棒でこの王国を救うなんて馬鹿馬鹿しい話はないですからね。
「君が召喚によって異世界から呼び出された者か、ちぃと不安だか頼りにはしておるぞ。」
もうそのいじり慣れました。
「実は言うとな、王国の危機とは近々戦争が起こりそうなのだ」
詳しく話を聞き、まとめてみるとこの世界には色んな人種がいるらしい。人間の人種、ケモ耳や尻尾がある獣人種、エルフやフェアリーの妖精種、サキュバスなどの魔人種があり、さらに人種の中に細かく分けられている。戦争が起こる理由は獣人種の数が多くなって、領土が狭くなり領土拡大を目的とし数の少ない人種だと簡単に占領できると思っているとらしい。
「我々は戦争をする気はないので、獣人種の国をどうか説得させてもらいたい。」
「わ、ワカリマシタ」
ほどなくして、獣人種の王国ジュリアームに向けって新しい服を買って旅の準備をした。王国を代表として俺は大使になって、獣の国を説得を命じられた。旅の人数は俺とフィム、護衛の兵士を含めて含めて5人。多分少なすぎると思う。
ジュリアームに向けて旅立って、2日 何事もなかった。
「け、なんで俺らがこんな奴の護衛なんかしなきゃいけないんだ」
このくだりももう3回は聞いた。だから、もう慣れてしまった。
!!
何かの咆哮が聞こえ耳に衝撃が走り、鼓膜が破れそうになった。目の前には見たことないドラゴンが戦闘態勢にはいっていた。
「な、なんでドラゴンがこんなところに!?」
兵士は怯え、逃げの態勢にはいっていて多分使えそうにない。ここは俺がやるしかないな。
背中にかけておいた孫の手を手に取り戦闘態勢に入る。ドラゴンとは初めて戦うため、どのように戦うか分からない。ドラゴン初めて目を細め姿勢を低くした。何か来る!?俺は直感で感じためドラゴンが口から火を簡単に避けられた。フィムも召喚士のため後衛にいて火は届かなかった。だか、兵士達は避けきれなくて火の直撃を受けた。鼻に人が焼ける匂いがした。焦げ臭い。このまま匂いを嗅いでいると頭が痛くなりそうだ。このスキを逃してはならないと思い、ドラゴンの首を狙い一撃を与えた。だが、素人の一撃はドラゴンの鱗が数枚剥がれただけだった。
どうすればいいんだ?そんなこと考えると体が震える。ギュと孫の手を持つ手を握った。孫の手が光出す。
「な、なんだこれ?」
「それは、武器の潜在能力を引き出そうとしているの!その武器の力を解放させて!」
いきなり言われてもやり方なんか分からない。もうなんでもいいや、かっこよく決めてやる!
「解放!!!」
孫の手が先ほどより光り輝く…
多分また書き換えると思います。