出会い
初めて小説を書いたので、読みにくい場面が多いです。
あぁ、背中が痒い。だか、背中が痒くてもこの孫の手があればどこにでも痒い所に届く! あぁ、人類はなんというものを作ってしまったのか…という痛いことを目を閉じて頭ん中で考える俺が超痛い。
フッと目を開ければ、そこは見慣れない景色が広がっていた。さっきまでは自分の部屋に居たはず…
「キャー!!」
少女らしき叫び声が聞こえる。何が何やら分からないがそこに行けば、何か分かると思い急いで叫び声が聞こえた辺りまで走っていた。
「た、たすけて…」
そこには今にでも、崩れ落ちそうな少女が足をガクガク震えさせていた。その少女の周りには醜いゴブリンが5匹いた。少女が危ないと思い、何も考えずにゴブリンの前に飛び出していた。
飛び出したものの自分の手持ちはさっきまで背中をかいていた孫の手の1本しかない…これで勝てるのか…考えてもしょうがないやるだけやるか、ダメだったら残酷だけどこの少女を見捨てるしかない…と人間として最低なこと考えてた。
「ここは危ないから、下がっていろ!」
「は、はい」
少女を下がらせ、戦いやすいように場所を作った。だが、地形は岩や木とか隠れる場所も無い平原であるため、俺には不利か…
不意に棍棒を持ったゴブリンが襲いかかってきた。ゴブリンはその棍棒を上から下に目がけて力強く振り下ろしてくる。俺はとっさに孫の手を横にして両手で持ち、その一撃を防ごうとした。だか、同じ木でも棍棒の方が硬いため孫の手なんて簡単に折れてしまう…この行動は間違えてしまったのじゃないか…と後悔した。それももう遅い。ダメだと思い、俺は目をつぶった…
「 あれ、死んでいない…」
恐る恐る目を開けてみたら、孫の手は折れてなく、棍棒の一撃を防いでいた。なんだかよく分からないが、急に強気なっていた。ゴブリン達も細い棒が棍棒に負けたことは分かるらしい、ゴブリン全員呆気にとられたかおしていた。
「よくもやってくれたな!お返しさせてもらうぜ」
とかっこつけて言ってみた。だが、剣道とかやったことがなく、武器を振り方は分からない。適当に振ってみたら当たるのか?と思い、ゲームの騎士みたいに左から右へと横に薙ぎ払ってみた。当たる。流石に切れはしないが、孫の手はゴブリンの腹とめり込んでいる。痛そう。
「ギャー」
と断末魔みたいな叫び声を上げ、逃げていった。他のゴブリン達もそれに続いてバラバラに逃げて行った。案外、孫の手でも戦えるんだな。待てよ…孫の手ってこんなに硬かったけ?
「あ、あの~?」
「は、はい?!」
急に話しかけられ、びっくりしてしまい変な声が出た。「助かりました!このご恩は絶対忘れません!」と少女に感謝された。よく見てみると、少女はフードがついてる服を着ているが、見たことない服である。フードせいで顔が見えないが多分可愛い顔してると思う。そうあって欲しい。
「その…あなたをお呼びしては私なんです!どうか、この国を救って下さい!」
いきなり衝撃告白され、さらに頼み事されてしまった。しかも、この国を救えだと…そんなの無理に決まっている!断ろう!
「悪いけ…「報酬は私でどうですか!!」
!!!何という言葉を言っててくるのだ…少女はフードを下ろしていて顔を見せていた。顔があらわになり、その顔は可愛かった。可愛いし、彼女が欲しかったから、簡単にOKの返事をしてしまった…
「喜んで!!」
さっそく王国に向かうとしよう。
こんな読みにくい小説を読んでいただき、ありがとうございます。