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え…?この人強いんじゃないの?

えっと、見てもらってありがとうございます!


朝起きると隣にはメイド……とはならなかった。


「はぁ……まぁ、そうだよなあいつはいつも朝早いし、い、いや別に」


「ご主人様おはようございます」(ニッコリ)


とかやって欲しかったわけじゃないし?

あぁ、馬鹿らし起きてドラゴンの世話やって二度寝しよ。


「あ、おはようございます。なんで起きてきたんですか?全く一生寝とけば私の仕事が減ったのに。」


「うん、朝からやっぱり酷いなお前。」


「?何のことですか私は全く酷くありませんよただご主人様がゴミクズなだけです」


……やっぱりこいつ1回わからせてやった方がいいと思う。立場というやつを。


「おぉ、ジンじゃないか。おはよう。」


「あぁ、めだかかおはよう。」


「うむ」


「ひとついいか?なんだその格好」


「ん?なんだ?ただの裸ではないか駄目なのか」


「いや、ダメとは言わないが……。」


そう、こいつは巨乳。それもかなりの。そいつが裸だ。……眼福眼福。


「何ご主人様ニヤニヤしてるんですか?殺されたいんですか?それとも何ですか?私のことが……嫌いになられたんですか?」


「ん、んなわけないだろ!?馬鹿か!お前は可愛いよ!」


「……許してあげます。」


「ふふ、朝から暑いのぉ我はもう少し寝るとするか」


そんなこんなで飯を食ってから、畑に行った。


「ふぅ、昨日耕してるしな何植えようか」


「ご主人様、植えるなら初心者でも簡単なものにしたらどうですか?」


「ん、確かに一理あるな。よし、じゃあ……。」


ドカーーーン!


「なんか音がしたな行ってみるか。」


「そうですね」


俺達は音のした方に行くと、大きなクレーターと怪我人が数人倒れていた。



「ククク、我こそは魔王の幹部が1人……。ゴリアテ様だぁぁぁぁぁ

暴虐のゴリアテと言えば俺様のことよぉ!」


「う、うわぁ!ゴリアテだァ!この街は終わった!勇者様もこいつは殺したんだ!だ、駄目だァ!」


「ご主人様……。大丈夫ですか?だ、ダメなら逃げましょ?わ、私ご主人様と離れたくないです。嫌です。」


「まぁ、大丈夫だろまぁ、見とけ。」


……と言ったものの大丈夫だろうか。こいつは魔王の幹部らしいし俺に勝てるのか……?

まずは小手調べだ。


「エンドレスヘル!」


炎属性の対象を燃やし尽くすまで消えないというエンドレスヘルを放ち、相手の行動を待った。

だが、一向に相手は動く気配がない。だが、油断は禁物だ。

……あれ?俺ひょっとしてやっちまったのか?


「ご、ご主人様……もしかしてやってしまったんですか?」


「え……?この人強いんじゃないの?」


「えぇ、暴虐のゴリアテと言えば大体のやつが逃げていく感じの強さですよ?でも、あっさりでしたね夜のご主人様みたいに。」


「う、うるせーよ!んなことは今関係ねぇだろ!その前にあいつ死んだのか?」


「の、ようですよ?」


するとギルドマスターのガラシャという人物が、


「街を救ってくれてありがとうございます」


俺はこの街の危機を救ったのだった。



見ていただきありがとうございます!


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