私の事は別に何してもいいんですよ?
俺は屋敷に案内された。屋敷は広くあと10人位増えても何の問題もないような位広かった。
「ご主人様ここがあなた様の家です全くゴミには贅沢すぎるくらいの家ですけどね」
「ねぇ!君今ゴミって言ったよね!?」
「知りません?私はなんも知りません」
このメイド……酷くね?この、ドSメイドめ。
「ご主人様なに馬に蹴られた後見たいな顔してるんですか。働いてもらいますよ?ここは土地が広いので畑を作ってもらいます。
そして牛を放して牧畜もしましょう。私はその間に家事をやっときますでは行ってらっしゃいませ」
「なんや!お前は俺の奥さんか!」
「お、奥さん!?な、何馬鹿な事言ってるんですか冗談は顔だけにしといてください。まったく」
「奥さんだなんて嬉しすぎるじゃないですか馬鹿」(ボソッ
「あ?なんか言ったか?」
「早く行ってくださいご主人様」
冷たいなぁ……。よし、頑張るか。
「で、冒頭に至ると」
「早くやってください。」
「あれ?俺土魔法使えば早くないか?」
今更ながらに思った。
「あれ?やっとお気ずきになりましたか?てっきりそういうプレイかと思いました。」
「いや違うからね!?」
このクソドSメイドめ
「頑張ってくださいかっこいいご主人様ー」(棒)
「ひでぇ!?」
「まぁ、適当になんかやってみるか土よ!我が名において命ずる畑になれ。」
「ご主人様流石に酷いわ、ダサいわ、ないわぁ……」
「う、うるせぇ!とりあえず畑になったんだからいいだろ!?」
そこを見てみると綺麗に耕かされていつでも種を植えられる畑ができていた。
ふむ、魔法の力は思ったより万能っぽそうだな。
流石異世界だなぁぁぁぁ!!!
うん、ちょっと痛いから辞めよう。
さて、これからどうすればいいだろうか。
「ご主人様汗臭いためお風呂に入っては如何ですか?用意しております。」
「ん、そうだな、汗臭いし入るとするか。」
俺は屋敷の中に戻ると丁寧に衣服が、用意されていたのでそれを、持つと風呂に行った。
風呂に行くとそこには風呂というのはおかしい。いや、風呂なんだが。
それは温泉だった。露天風呂と屋内風呂に別れておりどっちも楽しめるようだった。
天然の石で出来ているらしく所々ゴツゴツで味があっていい
俺が体を洗おうとすると。
ガラガラ〜
え?何の音?
俺は後ろを振り向いてみると。そこにはメイドのカチューシャだけを、していてあとは前をタオルで隠し脚などは惜しみげもなく晒しているドSメイドだった。
「し、シエルさん?」
「どうもご主人様お身体流しに参りました。」
え、なんでいるの?おかしくない?メイドって外にいるもんじゃないの?
「少し恥ずかしいので前をお向きください。」
「あ、あぁ!す、すまん!」
「失礼します」
シエルの手は少し冷たくひんやりしているだがとてもすべすべしていて泡を体に塗ってくれている。
シエルはその後タオルをゴシゴシとすると俺の背中をゴシゴシ洗い始めた。それは絶妙な加減で痒いところをちゃんとやってくれていた。とっても気持ちいい。
「ご主人様。どうですか?何処か痒いところはございませんか?」
「あ、あぁ、とても気持ちいいぞとても。」
ジン17歳あっちの世界では童貞だった。今、スーパー顔はタイプな超絶美人に体を洗ってもらっている。
息子さんが反応しないわけがない。
「前もお洗いします。」
「いや、前は自分でするよ」
「いえ、やります。」
「は、恥ずかしいから!」
「ご主人様恥ずかしいのはご主人様だけだと、お思いてすか?」
「私は今勇気を振り絞ってここまで来たんです。お身体流しますって。私そんなに魅力ないですか?」
「え、ど、どういうこと?」
え、シエル何言ってるんだ?
「だから、ご主人様私はメイドです。私の事は別に何してもいいんですよ?」
俺はその言葉を聞いてシエルを押し倒した。
「ハァハァ……。ご主人様激しすぎです。私の事を壊すつもりかと思いましたよ?」
「ご、ごめんシエル痛かった?」
俺はあの後シエルを、押し倒してしっかりとやった後体を洗いっこして、湯船に浸かって今に至る。
「謝らないでください。私のご主人様なんですから。」
「ご主人様大好きです」
シエルはそう言うと俺に抱きついてきた。可愛い。つても可愛い。
その蒼色の目で見つめてきて、ショートの髪からはいい匂いがする。俺よりかもちょっと小さい体は心臓の鼓動を感じる。
「あぁ、俺も好きだぞ」
「ふ、ふん!私は先に上がります。」
「あぁ、じゃあな」
俺は妙な達成感の中風呂のに浸かっていた。