貴方が新しいご主人様ですか(チッ)よろしくお願いします
ん?ここは?周りを見てみると草が生えてて見渡す限りの青い空。遠くには城壁みたいな物……。
theファンタジーじゃないですかぁぁぁぁぁ!!!
キタコレ!!!だよ!
さて、どうしたらいいんだろうとりあえずステータスが見たいな。
うーん。
「ステータス」
おぉ!出てきた!どれどれ見てみるか。
名 ジン サイトウ 男 17 ステータス
攻撃力50000
魔攻力10000
防御力30000
素早さ100000
魔力6000000
HP300000
MP∞
モテ度5000
スキル
・神の加護(特)
・スキル獲得簡易化
・魔法完全習得
・スキル融合
属性
オール
称号
神の申し子(全てのスキル、物事を達人の如くこなせる)
エレメントマスター
人類最強
「あれ?チートのレベルじゃなくてバグじゃないの?」
「よし、もうステータスは見ないようにしよう。」
俺はとりあえず何をすればいいんだ?考えていると。
「ぎゃーーーー!助けてくれぇ!」
声が聞こえてきた。声の方を見てみるとゴリラみたいな筋肉の塊の魔物に人が襲われていた。
「今助けてやる!」
「とりあえずウィンドカッター!!」
するとそこにはさっきまで筋肉の塊だったのに無残にズタズタのボロボロになってる……。
「oh……やりすきたネ」
俺がちょっと反省していると。
「な、何じゃあんた!今の魔法は古代魔法のウィンドカッターか!あんた……何者じゃ。」
古代魔法?やばそうな匂いぷんぷんするな。よし、隠すか。
「俺はジンこの街に冒険できてまして、この魔法は師匠に教えてもらったんです。」
「いい師匠じゃ!ギルドの場所は分かるか?」
「分からないので教えて貰ってもいいですかね?」
とりあえずギルドで冒険者にならなきゃな。
「ついたぞ!ここがギルドじゃ!じゃあ達者でな!」
「ありがとなじいさん」
俺は爺さんに別れを告げると中に入った。
中は想像してたどうり広く、酒臭い。酒場も、一緒に中に作られてるそうだ。
俺はカウンターまで歩いて行くとカウンターのお姉さんが話しかけてきた。
「おはようございます!初めて見る方ですね!どこからこられたんですか?」
「まぁ、遠くの街からちょっとな」
「そうなんですか!ギルドカードはお持ちですか?」
「いや、実はまだ作ってないんだ。」
「そうですか!手数料、登録料は無料ですので登録されますか?」
「あぁよろしく頼む」
するとお姉さんはカウンターの下から機械を取り出した。
「こちらに手を置いてください!」
言われるがままに手を置くと。
「ジン サイトウ様!ですねステータスランクは……。」
「え、えぇ!?SSランク!?ジン様ちょっとお待ちください!」
なんだ?何か?おかしいことをやっちまったのだろうかそれとも異世界テンプレの最強ステータスなのか?でびっくりしてギルドのお姉さんがテンパってるのかな?
「ジン様こちらにお通りください。」
「あ、あぁ」
あれ、ほんとになんかやばいことやっちまったのか?
「そこにお座りくださいもうすぐギルマスが来られると思うので」
「分かった」
そこはなんか校長室のような空間だった。厳かな雰囲気が漂っていて姿勢を正してしまうそんな雰囲気だった。
「おいお前がジンか」
俺はそう言われたので振り向いてみるとケモ耳の巨乳美人さんがいました。その人が放っている雰囲気は人を思わず謝らせてしまうような刺々しい雰囲気を持った人物だった。俺はそんな人にあったのは初めてだった。まるでヤンキーの頭みたいだ。
「おいもう一回聞くぞお前がジンか」
「は、はい!そうです!」
「ふーんこいつがかそうか私はここのギルドマスターをしているガラシャだ」
「は、はい。で、ギルドマスターさんが何の御用ですか?」
「ふん、用はなお前のギルドカードを発行する為だ。」
「どういうことですか?」
「通常ステータスランクというものはE~Dなんだ皆」
「ギルドカウンターにいる奴はDまでしか発行権限が無いんだだからこの私が来たというわけだ。ひとつ言わせてもらうがお前は人間か?」
「あぁ人間だ」
それほどのステータスの差があるのか……。神様やりすぎだよ。
「そうか、ここのルールを教えてやる。お前みたいなSSランクは世界に5人といない私はちなみにSランクだ。Sランクはギルドマスターなら皆そうだ。因みにSランクとSSランクは圧倒的な差があるんだ。ステータスの差が」
「ステータスの差?どういうことだ?」
「SランクとSSランクは約10000万のステータスの差があるバケモンと人間の違いさ。そんなわけでお前らは非常事態には参加してもらう。できるだけ。まぁ、こんなクソ田舎町では何も起こらないし魔物もあんましいないから暇してるだけってことだ。」
そうか…ここは田舎町なのか。ここに住んでたまに帰ってくるという生活をするか。
「あ、お前なんか手紙が来てたな誰からだろう?まぁ、その住所に行ってみるといい。」
「ありがとう行ってみるよ」
「あぁ、じゃあまたな」
俺はその住所に行ってみると。屋敷があった。そしてメイドさんがいた。
そのメイドさんは目が蒼色でまるで深海の海のような深さを持っていた。メイド服が良く似合う美人だった。俺の顔を見るなりこう言った。
「貴方が新しい御主人様ですか。チッ。よろしくお願いします」
「お前いま舌打ちしたよねぇ!?」
「何のことか分かりません。」
これがドSメイドとの出会いだった。