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花少女  作者: tei
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8-7

 その日、妹は再び昏睡状態に陥り、二度と目覚めることなく十六年の短い生涯を終えた。妹が眠り続けている間にも花は彼女の体に彩を添えるように咲き続け、最後にはまるで、花畑の中に眠っているような状態だった。それらの花々は、妹が息を引き取ると同時にその美しさを失い、ぱたぱたと力なく萎れていった。

 報せを聞いてやって来た母は、妹の亡くなる前日にこの町に到着し、病室に突っ立った私を見て、怒ったような笑っているような、そういう表情で顔をくしゃくしゃにした。父親には連絡が遅れ、結局間に合わなかった。

 

 静かな日の午後、私と母親、杉木医師と看護師一人に看取られながら、妹は花に囲まれて、人間としての生を、全うした。

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