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一章 背反するマイロード

一章 背反するマイロード



『――では、今回の特別任務についてもう一度確認します』

少女の声がモニター越しに聞こえる。

解像度の高い巨大なモニターには、緩やかな淡い藤色のウェーブヘアーを長くし、柔和な顔立ちはいつもと変わらない柔らかな雰囲気を醸している少女の姿を鮮明に映していた。彼女が身に纏う赤い軍服は高等軍人である証明でもあり、世襲が利かない軍部で実力を持っている事も同時に現しているのだ。だから、彼女にはほとんどの人物が逆らえない。

突撃部隊が藍、防衛部隊が深緑、偵察部隊が密林迷彩。その順で指揮官クラスになると、オレンジ、紫、都市街迷彩となり、それらを束ねるのが少将以上の上級軍人。総司令官は、歴代白と決まっている。

では、総司令直属でもある特務殲滅部隊は何色か。

戦場の暗幕、命を刈る戦場の死神、黒い無の宣告。こんな蔑称が付けられれば、色はもう分かるだろう。光沢の無い純黒だ。

やけに着心地の良い軍服に身を包んで、哉徒は今、専用のメタルアームズ――『黒夜叉』のコクピットで機体の調整をしていた。

動力炉や武器の適合を確認しながら、少女の声に意識を向ける。

『今回はターゲットを消耗させ、鹵獲、もしくは破壊を。その後、帰還して下さい。ターゲットは一機ですが、突撃部隊が二つ、それと指揮をしていたハワード中佐が撃墜されています。送られてきた情報から推測するに、搭乗しているのは熱源反応から人か擬似AI。出力的にもパイロットの腕にも、舌を巻くばかりです。倒せないと感じたら出来るだけ粘って――逃げて下さい』

「任務了解。これより、スタンバイフェイズに移行する」

ジェネレーターとOSスティックを差し込み、起動――失敗。

再起動し、何とか出力が上がる。安定域を揺らいでいるものの、その出力は極めて高い。水準を辛うじてクリア出来ていると言うだけで、いつ熱暴走オーバーロードしてもおかしくないのだが、この出力には換えられない。それほどまでに信頼しているし、こいつなら棺桶になっても文句は無いのだ。

しかし、何度も言ってきたその言葉を、今一度口にする少女。

『……乗り換えて下さい。これが最終勧告です。それは出力こそ高いですが、この間も動作不良を起こしています。』

咎めるようなトーンに、哉徒は苦笑する。

個人の解釈になるが、哉徒はこう思っていた。軍は組織であり、個々人の能力を尊重しつつも調和と統制が一番であり、私情を挟んではならないと。日本人特有のクソ真面目な価値観だと、ケヴィンなら鼻で笑うだろうが。

だから、敢えて訊ねてみる。

「それは、軍部総帥の娘としてのお言葉ですか? それとも、特務殲滅部隊戦術司令官として?」

『ラヴィニア・ルー、一個人としてのお願いです。貴方はわざわざ、死にに行くような覚悟と装備で進んで囮を引き受けていますね。ですから、死なないで下さい。これは、命令でもあり、お願いです』

――優しい。人を駒だと切り捨てられない、その純真さに心が救われる。涙さえ、出てきそうなほどに。

故に、彼女には上に居続けて欲しい。軍人としてはいけないのだろうけれども、腐敗する世界の中で彼女の存在は――きっと、光になる。

そうだ、自分の命と彼女の昇進など天秤に掛けるまでも無い。自分の重さなんて、きっと羽よりも軽いのだから。

「……了解。この特務、『命を賭けて』遂行する」

『あ、哉徒さん! 戻りなさい、かな――』

さっさと通信を切り、ブリッジと新しく通信を繋ぐ。

オペレーターである日本人男性――天草吉良が半眼でこちらを睨みつけていた。

『お前……ラヴィニア少将に何言ったんだ? 回線繋げ、出撃を拒否しろってダイレクトコールが掛かってるんだけど。すっげぇ怒ってる』

「さぁ、生理なんじゃないか? ……スタンバイフェイズから緊急出動スクランブルフェイズに移行する。応答を」

『OK。気をつけろよ? 日本人はもう僕らくらいしかいないんだからな』

日本人の大半は、技術者や技術顧問といった、主に情報取り扱いの精密さを買われて海外に派遣されたり、出て行ったりした。

軍には数人の日本人がいるばかりで、後は各々の故郷で自治をしていると聞いたのだが……どうでもいいか。

大人数で組んでないと不安な者ばかりだ、日本人は。だからこうやって、特に親しくも無いこちらとコンタクトを取ろうとするのだろう。

苦笑し、軽く敬礼して見せる。

「了解。宇宙生命体なんかにやられるなんて、カッコ付かないしな」

『おう! ……ハッチ開放。機体、射出ゲートにリンク! 信号、どうぞ!』

「確認した。信号ブルー、異常無し。リンク確認、異常無し。至急、カタパルトスタンバイを請う」

『カタパルト、スタンバイOK。いつでも行けるぜ! 発進権限をそっちに回す!』

「了解」

そこで一呼吸置いて、深呼吸。気持ちを落ち着け、操縦桿を強く握った。

「特務殲滅部隊、No.3『黒山羊くろやぎ』、『黒夜叉』――特務開始」

特務殲滅部隊は最大十二人の席が用意されている。

性格や生年月日で、部隊時の呼び名が決まるのだ。渾名ではなく、云わば二つ名。

一個人を特定されない為の処置で、軍部にはそちらの名前で記帳されていると聞いている。名前を知っているのは、上官と仲間だけだ。他は渾名か二つ名しか知らないだろう。

ケヴィンはNo.1『紅射手スカーレットオリオン』、アルグレイフはNo.2『灰蠍アッシュスコーピオ』。この二人は、イメージカラーと戦術から来ている。

それにしても、分からない。『黒山羊』と呼ばれているのは何でだろうか。何故、黒いのか。何故、山羊なのか。サッパリ分からない。

ともあれ、機体は無事にカタパルトから高速で撃ち出された。そこからバーニアとブースターの炉を入れ、更に加速する。

しばらく飛行していると、通信コールが響いた。

「こちら、『黒山羊』」

『哉徒さん! いい加減にして下さい!』

ラヴィニアが真っ赤な顔をして怒鳴り散らしてくる。端正な顔は怒っていても可愛らしい。ちなみに、今年で三十歳になるそうだ。人間と言うものは良く分からない。

『哉徒さん……。私は貴方を信頼し、掛け替えの無い存在だと思っています』

「はっ、恐縮であります!」

『茶化さないで下さい! ……わ、私は、貴方を大切に思っているんです!』

「はっ、恐縮であります!」

『……貴方、そう言っていればいいと思っているでしょう?』

「はっ、恐縮であります!」

『ああもう! 何で伝わらないのかしらこの気持ち!』

本当に逆上する一歩手前で、ラヴィニアが何とか踏みとどまる。伊達に精神制御の訓練をしていない、と言うわけか。

溜息を吐き、彼女はこちらへ向け、真摯な眼差しを向けてくる。

『あのね……本当に、そう思ってるの。死んで欲しくない。貴方が死んだら、きっと皆悲しむ。誰よりも真面目で、傷付き易い貴方を……皆、大切に思ってるの』

「はっ、恐縮であります!」

『……生きて、帰ってきて下さい』

それだけ言って、勝手に通信が切られる。

体重をコクピットに預け、苦笑してしまった。

「傷付き易い、ね。……顔だけじゃなく、女々しいのか。我ながら……」

顔の事で、あの馬鹿に散々からかわれた。何せ、ヤツは本気で女子だと思っていた事があったらしい。まぁ、中学生の時は髪を伸ばしていたし、見えなくも無かったのか。

思い出したくも無いが、実際男に告白された事もある。問答無用で打ん殴って、半殺しにしておいたが……ああ、今思い出しただけも寒気がする!

「……マシになったと思うんだけどな」

中性的ではあるが、今ではちゃんと……うん、きっと、男に見える。青年に見えるはずなのだ。

「ま、関係ないか。どうせ……死ぬんだしな」

そう……もう、生きる理由なんて――根こそぎ無くなってしまっているのだから。

――と、警戒区域に入ったらしく、アラームが鳴る。

目標は本当に一機しかいない。しかし、あのフォルム――見覚えがある。

黒いカラーリング。大体、三十メートルか。薄い鉈のような刃を手に持っており、それはこちらを見た瞬間、刀へと変じた。

(……何だ、あの剣)

嫌な予感を覚えつつ、そのシルエットを確認していく。

スタイリッシュで、無駄はほとんど無い仕上がり。カーブを描いている装甲が多いのは、薄くてもダメージをいなせる工夫だろう。何にせよ、想像以上の――いや、待て。やはり、何か覚えがある。

(どっかで見たぞ……何だっけな。てか、メカ好きはアイツ関連か……)

舌を打ち、とりあえず接近して、声を掛けてみる。

「あー、その機体。擬似AIでも人が乗っててもどうでもいいから、さっさと投降してくれないか」

反応無し。

「……最終警告だ。頼むから投降してくれ。どうせ時雨関連の――」

刹那、

「――成る程、そうくるか」

鮮烈な火花を散らし、『黒夜叉』の非光化学斬艦刀ながみつと向こうの刀が衝突する。

急加速して切りつけられる寸前、こちらの抜き打ちが間に合っただけ。首の皮一枚、繋がったという事らしい。

今は鍔迫り合いに持ち込まれ、何にせよ向こうの敵対性が明らかになってしまった。

――なら、殲滅する。

と、

「――なぁッ!?」

押し合いの技術を向こうが使用し、そのまま機体は前へ加速してしまう。更に、刃がこちらの腕を目掛けて振り下ろされた。

――何だ、あの人間みたいな動きは! あんな事が機械に出来るのか!?

舌を打ちながら、反射的に腕をパージして難を逃れ――再連結。が、コネクタに不具合があったらしく、指の挙動が鈍くなっている。ポンコツがと、内心で再び舌を打った。

と、ボイスだけの通信コール。差出人は――不明。

『実力はあるみたいですね』

第一声にそう言われ、面食らいつつも話を戻す。

「あの機体の搭乗者か。……投降するのか?」

『高宮時雨』

「……その大馬鹿野郎がどうした?」

聞きたくも無いその名に、思わず声が鋭くなる。

が、特に怯みもせず、淡々と――いや、少し毒々しげに少女は問い掛けてきた。

『貴方様も、彼を憎んでいらっしゃるのですか? あの身勝手で、必要とあれば――その人の為だと自分のエゴを躊躇いも無く実行できる、あの人を』

言われ、胸を衝かれたような感情が浮かんでくる。

――アイツは、俺の大切な人を手に掛けた。大切な友人が、大切な人を殺し――もう、何も信じたくなくなってしまっている。

軍部に志願したのも、人の役に立って死ねる最適な職場だと踏んだ為。もう大切な人なんて、いない。もう生きていく理由が無い。

全てを奪った時雨をオレが恨んでいないはずが無いだろう。でも……分かっていた。アイツは多分――恨みを糧に生きて行けと、そう願ったに違いない。

だから、ハッキリと言ってやった。

「次会ったら、問答無用でぶん殴ってやる。んで、一日中ヤツの裸を晒してパレードしてやるよ」

『いえ、その程度はご褒美に過ぎないでしょう。それと妙な性癖の女性が喜ぶだけです。やるなら、彼の作った機体を一つずつ目の前でプレス機に掛けると言うのは?』

「……あんた、アイツがキレそうな事よく知ってるな。恋人だったのか? だったらご愁傷さん」

『そんなクソくだらない妄言を吐き散らさないで下さい、吐き気がします』

――口悪いな、物腰丁寧なクセして。

にしても、とても静かな声だ。落ち着き払っているとでも言った方がいいのか、凄くクール。のくせに、感情は素直にぶつけてくるものだから、少し戸惑っているのが自分でも分かる。

やりにくい相手だと顔を顰め、会話を続ける。

「……んで? 何でコンタクトを取った?」

『貴方をこの機体にスカウトする為です。そこそこの腕ですし、声から察するにむさ苦しくは無さそうですしね。それに、あのクソ野郎へ恨みの感情を持っていらっしゃるようですし、合格です』

「何でまたそんな面倒な事を?」

『報復してやります。私を……計画段階で捨てた、あの男へと』

「……へぇ」

面白そうなヤツだ。しかも、あの時雨に報復したいと言っている。どんなに異常なヤツか、彼女も分かっているだろうに。

しかし、少し無礼じゃないか? そもそも、顔を見せない人物に対して信用云々を求めるのは馬鹿のする事。さっさと確認してしまおう。

「顔と名前、だせよ」

『そうですね。では――』

次の瞬間に映し出されたのは、俗世からあまりにもかけ離れた――美少女の姿。

しかしそれは、どこか見慣れた姿で。でも、思い出せない。

総じて、色素が薄い。髪の毛は緩いウェーブの艶やかな白髪をロングにし、肌は柔らかくも艶っぽさに溢れた白色。

スタイルはバランス系で、背は……低目か。いや、通常の範囲内だが。

服装は給仕服――ああ、メイド服といった方が分かりやすいか。紫色で、フリルを多量にあしらったゴシック風の代物。中々どうして、よく似合っていた。

と、こちらの顔も見えたらしく、少女は驚きに目を見開いてた。……何だろうか。

『あら……声で男性かと思ったのですけれども』

「オレは男だ!」

ある意味予想通りだったが……まぁ、何も言うまい。

感嘆の声を漏らし、少女は改めて頷いて見せた。

『随分と御綺麗ですね。モデルになれるのでは?』

「やめてくれ、もう散々からかわれて来たんだ。お前、むさい男に迫られながら告白でもされてみろ、失神しそうなほどショックだぞ」

『そ、それは……ご愁傷様です』

「ああ……」

それが引き金になったのか、トラウマが一気に甦ってくる。

迫りくる男達の幻影。その下種でいやらしい笑みが、まるで死神の列のように隙間無く、こちらへと近付いてくる。

「や……やめろ……、頬を赤らめるんじゃない……。筋肉なんて好きじゃないから……、尻の穴とか……呟くな、囁くな、汗臭い、止めてくれ、オレは男だ、そこがいいって何だよ、もう嫌だ、お前まで間違ってたのかよ、死にたいなああせまってうわあああああああああああああああああああああああ――――ッ!?」

『っ!?』

あのむせ返るようなおぞましい記憶の蓋を大急ぎで閉め、息を荒げながら顔をモニターへと向ける。

「そ、そんなワケなんだ……もう、からかわないで欲しい」

『はい……すみませんでした』

気付けば、脂汗をじっとりと掻いてしまっていた。……もう、思い出さなくていい事を切に願う。いや、本当に。

咳払いを一つし、若干申し訳なさを引き摺っているような穏やかな声で、彼女は頭を下げてきた。

『……こちらの搭乗者になって頂く件ですが、どうかお引き受け下さい』

「ああ、そりゃいいけど……」

精神的疲労をひしひしと感じながら、それでも頭の回転を早くしていく。

「……いや、質問の一つが残ってたな」

『と、言いますと?』

「名前だよ、名前」

『ああ……。名無しです』

しばらく、その言葉を噛む砕くのに時間を使った。

けれどもまぁ……結論は『なんだそりゃ』的なものしか出てこないワケで。

「……なんだそりゃ」

思った事を口にしたのだが、やはり自分で言ってて馬鹿だと思う。

しかし、彼女は至極真面目に、言ってくるのだ。

『名無しです。……私は人格AIであり、人を機体に閉じ込めたものです。名前がありません。そして……この機体にも。計画段階で棄てられたんですよ。……感情がロボットを動かすのは、馬鹿みたいだと言われて』

――アイツらしい。

でも、知っている。俺よりも、アイツの方がずっと感情に突き動かされやすい事を。付けている非情と言う名の仮面の中では、様々な感情が渦巻いている事を。

物事を否定する際――哲学的な話になるのだが、それは好きとの背反ではなく、同一の感情としてみられている。

その概念において、『好き』と『嫌い』は対象を強く意識すると言う事にされている。つまり、好きの反対は無関心、と言うような構図だ。

だから、感情においては――きっと誰よりも激しいはずなのだが、本人は簸た隠しにしようとしている。なので、敢えて触れてやら無い。

「名前ねぇ……」

『貴方が付けてみますか?』

「……ああ」

そう呟いて、五分は考えたか。

「フローレンス。君の名前は、フローレンスだ」

『フローレンス……』

「その機体はガウェイン。剣の名前は……ガラティン」

『……剣にまで名前を?』

不思議そうに目を丸くしてそう訊ねてくる彼女に驚いたが、自分の常識になっていた事を今更ながらに理解し、苦笑する。

腰から刀を抜き、それを慈しむように撫でていく。

「物には魂が宿るんだ。だから、俺が今持っている刀やナイフにも、ちゃんと名前がある。オレなんかと違って、ものは生まれてきた意味があるから……オレは、そう思ってる」

これについては、あの馬鹿野郎も同意見だった。まぁ、名前なんか付けはしなかったが。

惚けた表情をしている彼女へと、確認の言葉を送る。

「その名前、受け取ってくれるか?」

『……はい。私はこれより、貴方のものになります。いや、貴方のものにならせて下さい。よろしく御願い致します、御主人様』

そうやって表情を律し、こちらへと典雅な例をしてくる少女――フローレンスは、どこか嬉しそうに見えた。多分、錯覚だろうけれども。




この時、気付いていれば良かったのかもしれない。


もう一つの物語が――その暗い影を、落とし始めていた事を。

趣味全開でお送りする機械録。多分、この二部が一番趣味に近いと思います。

斜に構えた時雨の時は、燃え配分が少なめでしたが、今回は燃えが増えると思います。萌えも多分、濃くなるでしょう。


誤字などがあったら、報告して下さると助かります。

では!

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