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鳴々奇譚

作者:nocchi
強大な魔力を持つ魔物。
それに対して人々は魔力は微弱であった。
人々は魔物や魔人に対抗するため、魔力を「術式」という回路に流し込み、技として形に変える――これが「魔術」である。
術式を使いこなす魔術師たちは国家を支える存在であり、精霊との契約を結んでさらなる力を得る者もいた。


だが、すべての者が魔術を扱えるわけではない。


孤児院「桃花庵」で暮らす少年 桃花雛汰(とうかひなた) は術式を組めないながらも、家族思いで心優しく、身体を動かすことに関しては誰よりも頼りになる存在だった。
対照的に、同じ庵で育った 桃花悠明(とうかゆうめい) は雷を操る才気に恵まれ、穏やかで物静かだが、一度決めた意志は誰にも揺らがせない強さを秘めていた。


ある日、庵を魔物が襲撃する。
仲間を守ろうと必死に立ち向かう雛汰の中から、誰も想像しなかった力が解き放たれた。
それは術式を介さぬ“生の魔力”――人が持ち得ぬはずの異質な力。


この出来事を境に、二人の少年の運命は大きく別れていく。


これは、数奇な因縁と魂を揺さぶる悲劇の物語である――。
序章 桃花庵
序章1 桃花庵の子供
2025/09/24 00:00
序章2 桃花庵の日々
2025/09/24 00:10
序章3 桃花庵の悲劇
2025/09/24 00:20
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