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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

聖女を追放した結果

作者: 箱崎裕治

私はナリュウ侯爵家の長女エミリー、この国の聖女である。

私は王太子ナザル殿下の婚約者であるがナザル殿下に嫌われている。

ナザル殿下は奇跡の一つも起こせない私を偽聖女だと公言している。

わたしはそれを気にもせず朝晩に神に祈りを捧げているので更に嫌っている。

それは愛の女神アイリス様の小さな神殿が異世界から聖女美佐恵様を召喚してから更に酷くなった。

聖女美佐恵様は癒しの魔法で怪我人を治すと云う奇跡を行う。

聖女美佐恵様の美しい黒髪と美しい顔に引かれたナザル殿下は聖女美佐恵様に愛を囁く様になる。

聖女美佐恵様もナザル殿下に引かれ二人が恋人になるのに時間は係らなかった。

ナザル殿下は主神ハウルの神殿は何の力も持たない聖女を崇めていて何のために有るのだと非難をはじめる。

それは時を置かず貴族や市民にも広がって行く。

そして時が流れナザル殿下のパーティーでナザル殿下は私に婚約破棄を告げる。

そして偽聖女エミリーとその家族のナリュウ侯爵家と偽聖女を選んだハウル神殿の神官は国外追放だと告げる。

呆れた私達は黙って命令に従い隣国のアルス帝国に皆で移住した。

すると市民は罵声を浴びせ石を投げる事で私達を送り出した。

アルス帝国で私は幼馴染みの皇子エドワルド様の婚約者として、父は侯爵として任命され新たに与えられた領地で統治をし、神官はアルス帝国のハウル神殿で働き始めていた。

エドワルド様は私に元の国はどうなるのか尋ねた。

それに私は答える。

「もう1ヶ月はたちましたから瘴気が溢れだしているでしょう」

ハウル神殿の聖女は瘴気溢れる国の瘴気を押さえる為に祈っていたのですからもうすぐ瘴気が溢れているだろう。

「私が祈っているのでアルス帝国には影響無いですがカシス王国は瘴気の海になり誰も生きて出られず滅亡するでしょう」

聖女の由来すら伝えずにいる様な国は滅びて当然だろう。

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― 新着の感想 ―
[一言] ざまぁが読みたいのはざまぁされた後が読みたいからなんだぞ
[一言] カシス王国は元々瘴気の出て来る位置に有り、それも有って聖女が本来王国に配されてて、ハウル神殿の神官達はどの国も先刻ご承知。 当然王国の上層部も知ってると思ってたら・・・だったのかな。 女神の…
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