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本音

作者: 綿崎 リョウ

 僕が最後に本音で、自分が本当に思っていることを話したのはいつの事だろうか?

 子供の頃、小学校に通っていた頃、そのあたりだろうか。

 中学生になる頃には本音で話すどころか、自分の本音が、本当の気持ちが分からなくなってしまっていた。

 まあ、もし自分の本音が分かったとしても、話せる人が周りにはいなかったのだから関係が無かったのかもしれないけど。

 自分が泣いた時、本当の僕は何を思っていたのだろうか。

 本当に泣きたかったのか、本当は笑いたかったのか怒りたかったのか、分からない、自分では理解できない。

 今、僕が持っている感情、寂しいとも悲しいとも苦しいともいえない、たぶんネガティブなものだと思う感情の正体はいったい何なのだろうか。

 僕は考える、考える、考える……。

 本当は考えるような事ではないのかもしれない、でも僕は考える。

 分からないことは自分で考えるしかない。

 人に聞くことはできない、聞ける人がいない。

 でも、自分ではいくら考えても本当の答えだと思えるものがわからない。

 自分という人間の構造が理解できない、自分のことが、自分の何もかもが本当に分からない、理解できないんだ。

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