PC環境での導入
最後に、PC環境における拡張機能の導入について記しておきます。これは、別スレッドの最初の部分でも触れていたことなのですが、一応図入りで少し。対象となるブラウザはchromeとedgeです。今は古いedgeを使っている人はいないでしょうけれど、念のためにコメントするならchromiumベースの新しいedgeが必要です。
PCの場合は、モバイルほどの困難はなく拡張機能を導入することはできます。
まずは、前話に記載されている(あるいは、将来的に追加更新された内容の)URLにアクセスして、narouListModifier.crxをダウンロードします。
次に、このファイルを7zipで開きます。7zipはオープンソースのアーカイバーで、今は多分もっとも有名なものではないでしょうか。それこそ、昔はpkzipとか、lhaca/lhasaとか、はたまたwinrarとか色々ありましたけれど、今は一つ入れるならこれでは? と思います。
もともと、crxファイルは拡張機能のディレクトリをzipしたものの先頭に、証明書とかいろいろな情報を追加したもののようです。このため、通常のzipアーカイバでは開くことが出来ませんが、7zipなら問題なく開くことができ、中身を参照することができます。
開ければ、narouListModifierというディレクトリが一つ表示されるので、それをD&Dして例えばデスクトップにコピーすることで、中身を取り出す事が出来ます。
次に、拡張機能の管理画面にアクセスします。chromeなら「chrome:://extensions」、edgeなら「edge://extensions」と入力することで、管理画面が開けます。
そうすると、chromeの場合は
edgeの場合は
のような画面が表示されますので、それぞれの画面で赤線を引いた「開発者モード」の設定をonにします。すると、追加のメニューが現れるので、それぞれ青線を引いたボタンをクリックし、先ほど展開したフォルダを選択します。そうすると、確認の上で拡張機能がインストールされます。
追加された拡張機能はこの画面に表示されるので、不要な場合はトグルをoffにすると機能がoffになります。また、もし新しい版を読み込みたい場合は、ディレクトリの内容を上書きしたうえで、拡張機能の「再読み込み」を選択すると、即座に新しい版が適用されます。
なお、最初に書きましたけれど、再起動後などでブラウザを立ち上げると、「開発者モードをoffにするか」という問い合わせが出たりするので、今はしないを選択してください。もし実行してしまった場合、拡張機能は無条件に無効化されるので、extensions画面から再度拡張機能を有効化してください。
まあよろしければ、お試しください。特に、自動しおりの挙動は、「本来こうあるべきではないのか」という形に持って行けたと思います。なろう自体が、この形に実装を変更してくれないかな、と切に思います。
と言う訳で、とりあえずここで〆とさせていただきます。
検索除外にするかもしれませんので、もし後で試したいと思うような方がおられれば、ブラウザブクマでもいいですのでマークしておいてください。