退屈な神達
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神とは、神の存在する世界、天界とは別の世界、下界を創造し管理する存在である。
だが、ある時、神達は思った、退屈であると。
そして、その事を口に出した神がいた。
主神である。
数多く存在する神の中でも一番偉く、そして最古の神、それが主神だった。
神は生まれた際に名を持つのだが、この主神に名は無い。
何故なら、主神が最初に生まれた神であり、主神以外の神が存在しなかったからだ。
故に主神と呼ばれる神の主であり、最古の神であり、名の無い神なのである。
その主神が退屈だと言った。
他の神達は思ってはいても口に出す事が出来なかった。
言ってはいけない雰囲気があったからだ。
確かに下界を創造した後は特に神はする事がないのだ。
下界を管理するという仕事があるものの、それは下界を滅ぼさないように配慮するというだけなので、滅ぶ兆候がない下界を管理している神はぶっちゃけ暇なのだ。
そして、主神が管理している下界は当然滅ぶ兆候など微塵も無い平和そのもの世界だった。
主神以外の神達が管理する下界も滅ぶ兆候は無く平和な世界だった。
故に主神が口に出したのだ。
「退屈である」
「確かに主神様の言うとおりじゃな」
「うん、僕も退屈だよー」
「私もそれは同意見ですね」
主神の言葉に神達は同意する。
理由は簡単、天界には特に退屈な状況を打破する手段、つまり娯楽が無いのだ。
それは神達が下界に干渉する事をしてこなかったのが原因の一つである。
何故、干渉しなかったのかは興味がなかったというのが一番だが、何より神という存在が世界に干渉してしまえばその下界は必ず滅んでしまうからだ。
力がある神が下界に干渉してしまうと、下界のバランスが乱れ崩壊させてしまうのだ。
だから、神達は下界には干渉しないのだ。
「でも、退屈と言ったところで何も出来ないのだけれどね」
そんな事をある神が口にすると、
「この際、下界に干渉するのはどうだ?」
と別の神が口にした。
「じゃが、その下界は必ず滅んでしまうぞ」
「だから、この際って言ったんだ。このままじゃ退屈で仕方ないぜ、今までの何万年やる事が同じだったと思っている」
確かに、他の神達も口にしないだけで内心ではこの神と同じ事を思っていた。
そんな時、ある神がこう言った。
「下界には干渉はしないけど、下界を見て面白そうな事をこの天界で再現するのはどうかな?」
そして、一瞬の静寂が漂った後、
「「「それだ!!!」」」
と主神を含めた神達が全員同意した。
そして、神達は下界に干渉はせずに観察を始めた。
そこで、神が興味を持ったのが人間という生物だったのだ。
今まで読んでいただきありがとうございました。
これで、この小説の更新は停止します。
ですが、この小説の改訂版を近々投稿する予定です。
ただ小説家になろうではなく別のサイトに投稿する予定となっております。
詳しい事は活動報告にてご確認下さい。
それでは皆さん今までありがとうございました。
変更点
改訂版は小説家になろうには投稿しない予定を変更し別のサイトと並行して投稿していこうと思います。




