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PVが5000を突破しました〜

ありがとうございます。

これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。

 神とは全知全能である。

 

 誰が言ったかは知らないが少なくても地球ではそう伝えられている。 


たが、ルーナはもう神を全知全能とは思わない。


「⋯⋯という事は、俺はビンゴゲームの景品で喧嘩をした神のとばっちりを受けて死んだって事なんだな」


「そう、だね」


「⋯⋯ ⋯⋯ ⋯⋯」


 開いた口が塞がらないとはこの事だろうか。

 何故ビンゴゲームをやっていたのかはこの際置いておくにしても、これは無いだろうと俺は思った。

 確かに、欲しい景品が被り、譲りたくない気持ちは分かる。

 まぁそれは、あくまで人間の感性で言ったらの話だ。

 神の感性には当てはまらないだろう。




 だって神は全知全能なのだから。




⋯⋯そう思っていた。


 たが、違った。

 神も人間と同じ感性で存在している。

 今回の件でそれを理解した。

 そして、理解したと同時に理解する。


 なぜ神が人間と同じ感性を持っているのか、それは、人間を生み出したのは神だからだ。

 俺は人間を主軸にしているが、この場合の言い方は本来、逆なのだろう。

 神が人間と同じ感性を持っているのでは無く、人間が神と同じ感性を持っているという事だ。

 何故なら神は人間を生み出した、いやより正しく言うなら、作り出したからだ。


 神が作り出した、知性を持ち、心を持ち、言葉を話す事の出来る生物、それが人間だ。


 そして俺は、ソフィアに出会った時、この世の物とは思えない絶世の美女が目の前にいると思った。

 だがこの世の物とは思えないと思っていても神とは思わず、絶世の美女がいると思ったんだ、つまり人間と思ったのだ。


 何故そう思ったか、答えは簡単。


 目の前にいるが神と知らなければ、人間と思ってしまう程、俺の知る人間と似ている姿をしていたからだ。

 

 いや、人間が神に似ているというべきか、


 この時にはもう既に気付いていたのかも知れない、人間は神を元に作られた生物だと、神のような特別な力は与えられていないが神と同じ存在、それが人間だということに。




 でも、だからこそ思った。




 力を持っている神が人間と同じような感性で行動すると、人が死ぬような結果が起こる事もあると。


 ごく僅かな可能性、一パーセント未満の可能性かも知れない。

 今回の事故も神の喧嘩、それを止める為に使われた神罰の槍、そして俺の大学受験の合格発表の日が重ならないと起きない事故だ。


 確率は極めて低いだろう、


 神の喧嘩が無ければ起きなかった事故、


 喧嘩を止めたのが神罰の槍ではなく神による話し合いなどで止めていれば起きなかった事故、


 俺の大学受験の合格発表の日がこの日じゃなかったら起きなかった事故、


 これだけの偶然な事が重ならないと起こらない事故だ、けど実際にはこの偶然が重なり事故は起きた。


 そして、俺は死んだ。


 もう一度言う、確率は極めて低い事故だ。


 だが、人間同士なら確率が低い云々では無くそもそも事故は起きなかっただろう、神が関わったから起きた事故なのだ。


 そう、人間と同じく知性を持ち、心を持ち、言葉を話す。そして特別な力を持つ存在、神が関わったから起きた事故なのだ。


 だからこそ思う、神は俺たちを作ったのなら、神を元にして作ったというのなら、

力をくれても良かったんじゃないのかと。


 一回でいいから運命に抗う事の出来る力を。


 ソルの話を聞いて俺はそう思った。


「確かにそうだね、君の考え方は正しい」


 俺は何も口に出していないのにソルがそう答えた、恐らく心を読んだのだろう。


「だけど、それは君の考えが合っていればの話だ」


「どういう事だ?」


「君の考えには決定的に間違っているところがある」


「間違っているところ?」


 その事実は俺にとっては衝撃的なものだった。


「それはね、人間が神と同じでは無く、僕たち神が人間と同じになったんだ」


「⋯⋯はぁ?」

次回の更新で一旦充電期間に入ります。

すぐに戻ってきますのでよろしくお願いします。

詳しくは後日Twitterと活動報告でします。

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