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魔法を使う③

更新が遅れました。

申し訳ありません。

 ルーナが魔法を使った。

 そこまではいい、魔法の使い方を教えるつもりだったのだからそれを自分で使えるようになっても何の問題もない。

 むしろ一つ教える手間が省けるというものだ。

 たが、魔法陣を使わずに魔法を使ったの事にはクラーロは驚愕するしかなかった。


「魔法陣は魔法を作ってから作るものじゃと?」


「えっ、違うのか?」


「わしは魔法を使うには魔法陣を作る必要があると教えたはずじゃが、」


「あぁ、つまり魔法を作った後、その魔法を魔法陣に登録して、次に使う時はその魔法陣を呼び出して使用するんじゃないのか?」


「魔法陣に登録じゃと?」


「だって、魔法陣は魔法を保存するものなんだろ?」


「⋯⋯」


 クラーロは言葉を失った。

 何故ならルーナの言った言葉の意味を理解出来なかったからだ。


 この世界で魔法陣を使わずに魔法を使う事は不可能である。

 ましてや魔法陣に魔法を保存するという機能は存在しない。

 ルーナの言った事はこの世界には存在しない考えなのだ。

 そして、ルーナが使った魔法はこの世界ではあり得ない方法で使われた魔法なのだ。


 ルーナの考えは間違っている。


 クラーロはそう、結論を出した。

 たが、クラーロは重要な事を思い出した、ルーナが転生者である事を。


 間違っているのだ、この世界の常識では。


 そう、常識に当てはめるのなら。


「⋯⋯もしかして、俺めっちゃ見当違いな事を言ってたりする?」


 ルーナは不安そうに問いかける。


「⋯⋯いや、恐らく見当違いでは無い」


 クラーロは少し戸惑いを見せながらそう呟く。

 自分の考えが間違っていなければそれは見当違いでは無い、そうクラーロは思っていた。

 たが、見当違いでは無いがルーナの考えは、


「⋯⋯?」


 ルーナも同じく戸惑いの表情を見せる。


「見当違いでは無いのじゃが、間違ってはいるの」


 そう、間違っているのだ。この世界では。


「どういう事?」


 ルーナは言われている意味が分からない様子だった。


「つまり、ルーナの考えはこの世界の常識に当てはめるのなら間違っておる。魔法陣を使わずに魔法を使う事はこの世界ではあり得ぬ事じゃからの」


「えっ、じゃあ」


「しかし、お主は魔法を使った。魔法陣を使わずに、ならばその考えは間違っていても見当違いでは無いということじゃ」


「つまり、どういう事なんだ?」


「お主は神の話を覚えておるかの?」


「ソフィアの話?」


「そうじゃ、お主が死んだ理由についてじゃ」


「えっと、確か、ソフィアと別の神が喧嘩してその余波が原因で下界に落ちてきた神罰の槍の一部が俺に当たって死んだ、だったか?」


「その通りじゃ」


「それがどうしたんだ?」


「お主が会った神は一柱、ソフィアだけじゃ」


「⋯⋯あぁ、」


「じゃが、お主に迷惑をかけた神はソフィアだけでは無い」


「⋯⋯まさか、」


 ルーナは何かに気付いた様子だった。


「うむ、恐らくそのまさかじゃな、その迷惑をかけたもう一柱の神の加護的な何かを受けておる事は間違いないの、そして恐らくじゃがその加護は、」


「魔法陣を使わずに魔法を使う事のできる力」


「いや、そうではないの」


「?」


「お主の与えられた加護は、」


 その瞬間クラーロの話を遮るかのように空から光が俺たち向かって降り注いだ。


次回、ついに新キャラがでます!


もしこの小説が面白い、次の話が読みたいと思ってくれた方がいらしたら、

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