幽体離脱系タイムスリップ
たとえば
自殺することによって幽体離脱をしてしまった主人公はタイムスリップする能力得る。
念じるだけでタイムスリップできる主人公は
自分の前世も好きなように行き来ができる。
ただし、条件として幽体離脱しても本体から5Mの範囲でしか行動できない。
また、その時間軸に生きているもう一人の自分(主人公)にまったく自分に関与ができない。霊感が強い前世キャラなら、会話とか可能かもしれない。
たとえば過去世にタイムスリップした主人公は、そこで、自分の前世を知る。
自分と同じ夢を持った前世の料理人見習いを見て
現世で叶えられなかった夢をその人に託す。
だがその料理人見習いは夢を叶えられず無残にも殺されてしまう。
この時の見習いの苦痛は、
主人公の神経に同調していて主人公も見習いと同じ苦痛を味わってしまう。
タイムスリップして逃げれば良いと思うかもしれないが、
能力のルール(一度タイムスリップすると1年待たないとパワーが回復しない)で出来ない
その後、さらに前世にタイムスリップするのであるが、
その時代の世界は飢餓で苦しんでいて、
自分は家族を支えられず悲しい死に別れをしてしまう。
「来世では、家族に美味しいモノをたらふく食べさせてやりたい」
主人公は現世での漠然と望んでいた料理人の夢が過去からの繋がりだったと悟る。
そして自分が命を粗末にしてしまったことを、現世にて悲しむ人達を見て後悔する。