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悪魔の虹

あらすじ 悪魔の虹は消えない。世界の中心にぼつんとあるそのその虹は毒ガスを放ち人々を寄せ付けない。そもそも、人は近づく事もできない。虹はモンスターを生み出すから。強気者が近づくと、その力を超えたモンスターを虹が生み出し、襲ってくる。


虹は未開の地域で、人々は悪魔の虹と呼んだ。



ある時、悪魔の虹から人間が生み出される。


人間は記憶喪失した振りをして人里に現れて、人々と仲良くなり、殺す機会を伺う。


なぜそのような事をしているのか、その人にとっても、理由が理解できなかった。ただ本能で同族の人間を殺さないといけないもの、だと思っていた。


「虹の方からやって来た。虹のモンスターは行く手を阻んできたので、殺した」

それは事実だったが、村人は信じなかった。

しかし、村人は手厚くその、その者を歓迎した。

空腹を満たされたその者は、村人を殺していいものか、迷った。

葛藤していると、盗賊が村を襲った。

助ける気は無かったが、盗賊が余りに偉そうぶるので、力を開放して、バラバラにしたら。

村人は恐れおののき、その者に近寄らなくなった。


その者は、居場所を失ったこと、寂しさを経験することがら、初めての体験でショックだった。

どうしていいか、わからない。

その者は自身の存在に疑問した。見た目はともかく、それ以外が、明らかにその他の人間と異なる。その疑問を解くために、虹の深部へと向かった。


虹の深部は、時空が捻れていて、惑星一つ分の空間が広がっていた。

そこはモンスター達の世界であり、モンスターは人間からの侵略を防ぐための防壁として、虹を生み出していた。


虹のない時代は、人は手軽にモンスター世界に侵入して、略奪行為をしたという。どこからともなく、人間はやってきて、去っていく。


それは自然現象のようなもので、モンスターたちは為すすべもなく。

だが、ある日、天才の魔族が虹を生み出した。

人は何処からともなく現れる事はなく、現れる場所は、虹の中からと、限定される様になった。

モンスター達は虹で待ち伏せして人間を迎撃した。


ある時、魔族は、虹から毒ガスを常時放出させる仕組みを作った。

ある時、魔族は、虹に近づく人を自動的に察知して、モンスターを配属させる仕組みを作った。


ある時、魔族は、モンスターではなく、いっそ人間に戦わせようと提案し、人間を誘拐して人体改造を施した。



虹の世界の真相は人間の都合で歴史に葬られていた。

モンスターを退治する為の大義名分等はなかった、略奪する側だったという汚点の事実は、権力者によってもみ消された。



人々は突如現れた虹を悪魔な虹呼び、災害の一種だと信じている。


虹が発生した直後、調査に入った人々は皆帰っては来なかった。

モンスターに捕まり、拷問され、人間世界の情報を聞き出された。

主人公は、その様な経緯から記憶を弄られ、肉体改造され、人間世界に戻された。


主人公は国は汚点の真実を知る都合の悪い存在なので抹殺したい。精鋭の殺し屋を送り込む。


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