通り魔キャラのネタ
通り魔じいちゃん
前書き
設定について、近年、老人による交通事故が多いが、その中の数%は快楽犯罪だとする。人を破壊することで、性的な絶頂を得る
老人は先行きが短く、人生に投げやりになり、通り魔的に犯罪を犯してしまう。そんな設定のプチストーリー
本文
あるところの爺さんが台所の包丁を取り、外へ駆け出した。
足腰弱いのでふらるらしているが、頑張って走ってる。ヨダレ垂らしながら、人生で一番充実した顔してる。ニヤニヤしながら、目をキラキラさせている。
「おじいちゃん、おはよう」
近所の子供さんに、
はい、おはよう。
長年体に染み込んだ挨拶の癖に爺さんうっかり反応して返事してしまう。瞬間、何をしていたか忘れてしまう。認知症なので仕方ない。包丁見れば思い出すから。
「あれ?おかしいぞ。どこかに包丁を忘れてきてしまったぞ。」
多分、玄関先で靴を履き替えた際に忘れたのだろう。
取りにもどる。
「まてよ、どうせ殺すなら大量殺人がいいな」
お爺さんは車で人々をひき殺すのに決めた。しかし家に車がない。車を持つ孫を呼び出して、こっそりと拝借した。
うひやー
楽しいな
ぐしゃぐしゃ楽しいな
幸せな時間がオーガズムな幸せな時間で満たされる
逮捕されるが、お爺さんは、めでたしめでたし
あとがき
轢き殺しからオーガズムの流れはWikipediaの酒鬼薔薇聖斗事件を参考にしました。本文ではかなり簡略化して表現しましたが、Wikipediaでは詳細な犯行供述が記録されていて、見ているだけで、涙が出るかもしれない程に過激的
たぶん、その過激性、殺した瞬間に絶頂する心理構造をホラー小説のネタにすると売れる小説が作れるのではないかと
このプチストーリーでは、お爺さんは病気に耐えてる設定。年金は医療費で全て消えるし極貧生活をしている。『あとは皆でお爺さんの尻拭いをしてくれればいい。刑務所で面倒見てくれ』、とか思ってる老人設定である。