内政チート
内政チートとは(引用 http://www.matolabel.net/archives/42349407.html
ファンタジー世界や過去の時代に現代の知識・技術を持ちこみ、主人公の支配下または所在している地域の内政面を向上させる行為を指す。
転生やトリップで、現代に比べ科学技術や法体系が未整備な状態にある世界が物語の舞台であり、主人公が土地を所有できるか地主に指図できる立場に立った時、かなりの高確率で行われる。
これを用いるとき、主人公はさながらウィキペディアをリアルタイムで見ているように正確に知識を思い出し、なおかつウィキペディアに載っている程度の情報を基にして、本職顔負けの内政手腕を発揮してしまう。
要するにうろ覚えかつ、聞きかじりかつ、見様見真似で産業革命余裕でした、という酷いチートである。
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内政チートが下火なのは、世界変革にゴールがないからかもしれない。
ヒット漫画の仁でも、過去を変えて未来に影響を与えたあと、その未来に戻る展開がないと、読者の好奇心は保てない。
内政チートについても、世界変革した結果の大きなイベントがなければいけないのだと思うが、異世界に影響を与えた結果、次元穴が開いて、地球との道ができたりの、スケールに見合うイベントが必要かもしれない。、
内政チートは世界への影響力が高い行為について定義される。
映画でバックトゥザヒューチャーは、ある意味で個人的世界に影響を与えてる小さな内政チートだと思う。
売れてるタイムスリップ系には必ず、内政チートの影響力の演出がある。
小説の異世界転移系は、内政チートが専門的になり過ぎで、映像化で読解に耐えられなくなる傾向がある。(【まおゆう】【ログホライズン】)
スケールの大きな内政チートを書くなら、作り上げだ世界が全部壊れるくらいのスケールの大きなイベントを用意しないと割に合わないかもしれない…
逆説的な内政チートはありかもしれない。
例えば異世界から転移してきた悪魔が地球を内政チートして、
人々を争わせたり、
人に魔力を与えてみたり、
洗脳してバトルロイヤルさせてみたり
悪役の視点で内政チートを煮詰めると、多岐にわたる展開が作れそう