ツマラナイ短編
前回のエッセイを参考に、作者はあえてツマラナイ小説を投稿してみる。絵で物語をイメージする。案外面白いのかもしれない。
作者が没にする作品が読者受けするなんて法則あったりして・・・
イエスが6歳の頃、病気で父親が死んだ。
それまでの治療で借金があった。
その際母は、借金取りに
「うへへ~その肉体をよこせば借金を無かったことに・・・」
等と要求され
「イや~~~」と拒み
住む家を売って返済した。
そしてホームレスになりました。
母はイエスの手を引いて街を転々して物乞い生活を始めた。。
人手が必要とされる場所を見つけては、手伝い食べ物を分けて貰うという生活だ。
イエス9歳の時、母は別々に生きようと提案した。
2人より一人の方が物乞いされる側の負担が軽いからか、それとも手伝いにありつける確率が高いと判断したのだろうか。
いずれにせよ、母とイエスは別れて生きる事となった。
それから十数年後
イエスは偉くなっていた。
旅行く先々で人々の色んなもの見聞きした経験が役立ったのだ。。
地方ごとの人の話題を沢山知る。
薬草にも詳しくなったり、サバイバルノウハウを身にする。
いつのまにか、便利屋的で癒しマスコットキャラで何でもイエスと言ってこなす様になった。
人々からしたわれて、中には政治家も彼を慕い彼に支援する事でうまい具合に人々の人気に乗っかった。
一方その頃、母は
慰み物に・・・
そんなある日、イエスは母と再会した。
これが聖母マリアね。
イエスにとっては、頑張って裕福になれば母ともう一度暮らせるから、それだけを夢見て頑張ってた。
だが、もう直ぐイエスは貼り付けの刑だ。
政治の分野に足を踏み入れ様としていると勘違いした独裁者型の政治家は影でゴロツキを雇い、イエスを殺そうする。
けど、単にイエスだけを狙えば利害関係から、真っ先に政治家が犯人と判る。
なので捜査の目を撹乱するために、キリスト教崇拝の全ての人間を弾圧した。
決してキリスト個人のみを狙わない様な演出をしたのだ。
その政治家の正体は、冒頭の借金取りだった。
肉体を拒まれた男の恨みは大きい。
逆恨みにイエスを亡き者にしたい気分が満々だ。
そんなこんなでイエスは捕まった。
貼り付けだ。ここにコピーアンドペーストしてやるぜ!
寒いぜ! ギャグじゃないよ。死ぬのが12月24日だから寒いのね。
そして肉体を拒まれた男は、イエスを助けにマリアが来てくれるのを期待してた。
だが、情報伝達の仕組みの無いこの時代。
まさか、イエスが貼り付けにされてるなんて、マリアは思いもよらない。
忙しく人々を笑顔にして地方を回りをしているのと思い込んでた。
反面、イエスは期待してた。
母さえ助けにきてくれれば助かったんじゃないかなと・・・
だから、死ぬ前に、「やっぱり俺捨てられたのかな?」
と発言した。
母と別れたのは9歳ですから、自分は重荷で捨てれらた勘違した。
親に捨てられたトラウマは大人になっても治らないのが当然です。
イエスファンはその言葉を「ああ、なぜ神は見捨てになさったのか・・・」
と、勘違いしました。
そして、そもそもイエスは神なんぞ信じてません。
神が居るなら父親を病から救ってくれた筈ですので・・・