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トラック運ちゃん異世界転生

やあ、みんな、俺のこと、わかるかい?

わかるわけないよね?、 だって俺たち初対面だもの


俺はね、占い師に言われたんだよ


「トラックで轢き殺した相手は来世に、幸せな世界に転生できる」


来世、幸せな世界に転生できるなら、俺だって転生したい。


だけど、一人で逝くのは怖いから、まず何人か轢いてみて、その後俺もトラックに飛び込んだんだ。

で、今この世界にいる訳で…



「この世界においての俺はね、7歳です。前世は地球という星にいました!名前は寺井でした。こっちの世界でも、寺井って呼んでね? 俺は、この世界に転生したくて、トラックで3人殺してきました。みんな、よろしく」


「はい! よく挨拶できました。これで皆さん自己紹介終わりましたね? はい、1時間目の授業を…」



寺井に殺された被害者A

「おま! 寺井! ふざけんナこのやろ! 良くもあの時、轢き殺してくれたな!」


寺井に殺された被害者B

「まさかのの変態通り魔の正体が貴様だったとは、気まぐれに付き合わされた俺の恨みは大きいぞ! くらえ! 破壊の魔法!ドラスティクスバイオレンス!!」


ピロピロピロ

プルプルプル


「辞めなさい! こじろう君」


先生は、こじろうの魔法を打ち消した。




この世界の住人は魔法が使えて前世の記憶が当たり前にある。通称「死後にある世界(デッドワールド)」特別な死に方をした者だけがたどり着く事ができる。


寺井とその被害者たち3人は、魔法学校の生徒である。入学式を終えて教室で自己紹介していた。


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