いざ、ギルドへ
グリムはランスが無事にギルドへたどり着けるか心配していたが、ギルドは町の中心部にあり意外と目立つ。さすがにランスでも迷わない。
「ここがギルドか。やっぱり大きいな。」
町の貴重な役割を担う建物なだけあってその大きさは周りの商店と比べて一回り位デカイ。また、屋根から伸びる剣と楯が描かれた旗が象徴的である。
ランスは中に入ると冒険者登録をするために早速ギルドの受付員に話かけた。
「すいません。自分はランスというものですが、冒険者登録をしたいんですけど。」
「冒険者登録ですか。少々お待ち下さい。」
「(やっぱり緊張するなー)。」
「お待たせしました。こちらへどうぞランスさん。」
「は、はい。」
ランスはギルドの奥へと案内された。
案内されながら受付員から、駆け出しの冒険者にはギルドから1年間監視とアドバイサーの役割を持つギルド職員が割り当てられる、という話をされた。
アドバイサーの存在に関しては知っていたのでランスは特に驚きはしない。ただ
「初めましてランスさん。私があなたのアドバイサーを勤めさせて頂くキャシーです。これからよろしくお願いいたします。」
自分のアドバイサーが女だとは思ってもいなかったランスである。
小説を書き始めて自分の小説がこれからどうなるのか自分でも分かりません。
でも、出来るだけ続けてみたいです。