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炎属性魔法?使えましたよ。

リリィ達は屋上に来た...

前の世界の時は鍵が掛かってて行けなかったけど、この世界でこの授業の時はどうやら行けるらしい。

リリィ達の目の前には青く光る魔法陣。


(ちょっと怖い...)


それがリリィの正直な感想だった。

魔法陣に踏み込むのを躊躇っていたリリィだが...


「よし、それじゃ行こうか。」

「うぅ...」


委員長に押されて、ちょっと怖がりつつ...


「わぁ!」


魔法陣に踏み込んだ瞬間に転移は完了した。

転移した先は大きな建物の中のようだが、窓や扉が全く無い、実験場のような場所だった。


「そういえばリリィちゃん。」

「はい、なんでしょう?」

「魔法は使える?」

「えっと...使った事があるのか分からないので...」

「そっか...うーん...」

「教科書は読んできました! 」

「うん、一応先生に言って、駄目そうなら今日は見学かな!」

「...ですよね。」



「先生、今日はどうすればいいですか?」

「うん?あぁ、エルフィさん。とりあえず、一度お手本を見てもらって出来そうならやって見ようか。」

「わかりました。」

「よし、それじゃ授業始めるぞー、お前達並べー。」


ちなみに魔法実習の教師は男だ。


「今日の授業は実習という事で、炎と水、そして出来る人は水を凍らせたりといったことをやってもらいます。あぁ、エルフの人は炎の代わりに風魔法を練習してもらう。それじゃ桶田、水魔法のお手本をやって見せてくれ。」

「えー、なんで俺なんすか。」

「お前が一番魔法実習の成績良いからだろうが、エルフィさんの頼みだ、やってやれ。」

「はいはーい!やりますやります!」


リリィの頼みと聞いた瞬間に態度を変える...ちょろい奴である。


「それじゃ、ゴホン!ふぅ...『"イル"、"ドルヴ"、"レイグァ"、"ウォーター"』」


桶田が詠唱を終えると、目の前にはバケツ1杯分程の水塊が現れる。


「このように、詠唱は《 "使う魔法の大きな区分 "、"魔法の範囲"、制約"、"魔法の細かな種類"》の4つで構成されている。

また、イメージがしっかりしていないと、ちゃんと詠唱しても魔法は発動しないからな。」

「なぁ、どう?エルフィちゃん。俺の魔法。凄い?」

「えーっと...凄い...のかな?よく分かんないです...」

「お前達...話を聞け...」

「ええー、せっかく俺頑張ったのにー。」

「だから話を聞け!」

「はーい。」

「で、エルフィさんは魔法使えそうですか?」

「分かんないです、とりあえずやってみたいのですが...」

「わかった、それじゃあ全員ペアで記録を取れ。誰とペア組むとかは自由でいいぞ。」

「「「「「「エルフィ(リリィ)ちゃん(さん)!!一緒にやろう!」」」」」」


相変わらずの人気ではあるが、リリィはもう既に相手を決めていた。


「あの...日向さんとやるので、お誘いありがとうございます。」

((((...大丈夫かな?))))


この時の大丈夫は委員長の魔の手にリリィが染まってしまうのでは?という意味である。


「ふふ、じゃあリリィちゃん。やりましょうか。」

「はい、よろしくお願いします。」

「「「「ぐぅ......」」」」


クラスメイトの何名かが血の涙を流していたが、リリィは気にしないことにした。


「......"ウインド"」

「...凄いわね、記憶失ったから魔法のこと覚えてないのよね?」

「はい、ですけど魔法のイメージは出来ますので。」

「流石エルフ族長様ね。」

「そういえば...エルフ族は炎の魔法は使えないんですか?」

「そうよ。普通の人間はどの魔法も使えるんだけどね。エルフ族は風属性が得意な代わりに炎属性が使えないの。ドワーフは逆に炎属性が得意で、風属性が苦手なの。」

「なんで使えないんでしょうね...」

「さぁ...試してみたら?」

「うーん、それじゃ試しに...」

『"イル"、"ドルヴ"、"レイグァ"、"ファイア"』


ボッ


「あれ?普通に炎出ましたけど...」

「えっ...」

「「「「えっ...」」」」

「?」

「大事件だぁぁあああ!!」

「ええっ!?」

「エルフの言い伝えに、こんな話がある。

昔、エルフ族に1人だけ炎魔法を使える者がいた。その者は弓の名手で、数多の戦において勝利を収め、伝説を作ったと言われている。あと、日本人との交流を図ったのもその人物だ。

そして最も重要なのは...」

「...」

「その人物が神になった、と言うことだ。」

「...神?」

「エルフ族に伝わる神様"リンフィア"それがその人物の名だ。」

「あぁ!聞いたことあります!」

(本当は無いけど...)

「まさかエルフィさんまで炎属性の魔法が使えるとは...これは一大事だぞ...」


キーンコーンカーンコーン


「おっと、もうこんな時間か。それじゃ、片付け終わった人から俺に報告して終わりにしていいぞ。それとエルフィさんはちょっと残ってくれ。」

「わかりました。」

(それにしても伝説のエルフか...ちょっと嬉しいかも...?)

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