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そのダンジョン、無敵にして(旧)  作者: 槙村まき
第1部 一年生編
1/32

プロローグ

 トンネルから出ると、そこには笑顔で話し合っている生徒がいた。

 必死の形相で出てきた二人に、「あれ、どうしたのー?」「てか先生どこ行った?」と話しかけ、たわいのない話に耽っているクラスメイトが。


 出口から出てきた少年と少女は乱れた息を整える。口を開こうとして、そして――。


「ウオオオオオオオオオッ!!!!」


 背後から、この場を震わすための咆哮が響いた。

 この世のものとは思えない、バケモノの絶叫が。


 彼らは知らなかった。

 いや、殆どの人々が知らない、一部で語られている噂話があった。


『レベル0のダンジョンにバケモノが眠っている』


 聞いたものは、そんなの嘘だといって信じなく、

 実際に見たものは、レベルの違いに圧倒され、もうこの世にはいない。


 だけど、その噂はこの日、この時。

 一人の先生と、三十六人もの生徒が食べられ、死亡したことにより――

 誰もが知る真実となった。


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