前へ目次 次へ PR 88/162 第88話 うん、それにしてもなんて花は美しいのでしょう。見ているだけで心があらわれます。ちょっとした心の洗濯といったところでしょう。 「リス?」 かがんで私は衰弱したリスを手に乗せ、立ち上がった。かわいそうに。猫にでもやられたのでしょうか? 何とも不憫ですね。まだ生きていますし、魔法を行使すれば。私は力ある言葉を紡いだ。 おお、動きました。僅少ですが。 まあ、できれば専門家に診断してもらった方がよいでしょう。私にはその知識がありませんし。