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六話目!!!!!!

帰ってきました!引っ越し疲れたー(;_;)


ええと、短いです。そして会話だけです。さらに前投稿したステータスより前の話しです。すいませんm(__)m


何より、三人で会話って難しい………

「よう。また変なことしt.....っぅぐ」


いきなり話しかけられ驚いたことで、タイミングのズレた一撃は何の運命か、話しかけてきた男の口にスライムを打ち込む事になった。

口に入ったスライムはその柔らかさ故に、あっさりと喉を通り胃に到達し腹の中で抵抗を続けていた。

時折、腹の中から飛び出しているHPバーがスライムの生存を知らせている。

普通、こんなことをしたら、問答無用で殺されかねない(ゲーム的に)が、多分謝れば問題ないだろう。

なぜって、その男、俯いていて顔は見えてないが、まあ声からして幼なじみのタクであることは間違いないのだから。


「何だ、タクか。攻略はどうしたんだ?」


「...この苦しむ俺を見て全力でスルーしまっしゅか!」


「何か、語尾おかしいけど、そういうキャラ作り?キモッ」


スライムのキュルっという泣き声と共に、盛大に噛んだタクは赤面しつつ(ゲームキャラだから許せるが現実で男が赤面したら絶対にキモいだろうなぁ、とこの状況を作った張本人は失礼なことを考えていたが)恥ずかしさを紛らわすために叫ぶように反論した。


「.....おみゃっえが...スリャッイム..うっ、口のなきゃにいれたかりゃっだりょっう...ふっー、やっと倒した?でいいのか?アリス、おまえは笑いすぎだ!」


莉奈、いやアリスは、耐性の無い奴なら「俺に気がある」と勘違いさせるほどの純真な笑みを浮かべ、タクに話しかけた。


「だって、スライム食べちゃうとか....最高に面白いんだもの!!どんな味だった?」


そう、こいつがこういった笑みを浮かべるのは人を弄るときと相場が決まっている。ちなみに、俺らの間では悪魔の微笑みと呼でいる。

決して本人には言えないが。


「人の不幸を笑うな!お前の口の中にスライム突っ込んでやろうか?」


タクの顔がマジだったのを見て、アリスは急いで話題を変える。


「それは遠慮しとく。キモいし。それより、夏樹はスライム殴ったり蹴ったりしてたってことは、<殴る>と<蹴る>を持ってるんだよね?」


「ああ、持ってるけどそれがどうしたんだ?」


「取引だ!まだwikiにも載ってない、先程発見した新情報を伝授してやろう!!」


「お、おぉ、そんな凄いの教えてもらっていいのか?」


「ふふふ、もちろんタダでは無いわ!」


「「俺(私)達に、勉強を教えろ(て)!!」」


「.....また、ゲームばっかしてて勉強してないんだな?それで、テスト直前になって焦っていると。」


「「・・・・」」


俺の言葉を聞いた途端に、無言になって目をそらす二人。さっきまでの元気はどこに行った?


「分かったよ。その新情報と交換で勉強教えてやるよ。」


「ありがと!夏樹」


ここで断ったところで、いずれ二人の親にまた預けられるのは目に見えているから、そこまで悪化する前に手を打った方が俺の自由な生活の為にもいいだろう。

…決して、あいつらが進級できるか心配なわけではない。決して…


「じゃあ、ここじゃ誰に聞かれるか解らないから、夏樹の家に集合ね!」


「また後でな」


「えっ?」


……いつの間にか俺の家で集まることになってるんだけど、本人の了承はどこに行ったの?

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