実は結構普通な日常編
「ドーはドッペルゲンガーのドー」
『今度は何を始めたんですか?』
「レーはレッサーパンダのレー」
『聞いてますか?』
「ミーはミトコンドリアのミー」
『......』
「ファーはファミチキのファー」
『ファミチキ!?』
「うん食べたいなって」
『ドッペルゲンガーやミトコンドリアもですか?』
「今食べられるのはミトコンドリアくらいだけどね」
・・・
「今の酸素濃度って何%?」
『約11,7%ですね』
「おー、徐々に復活していってるね」
『はい、ですがこの5万年で3,2%しか増えていないところを見るにあまり生物は発展していないようです』
「いや、それ多分金属と酸素で酸化還元反応がおきてせっかく作られた酸素が消費されているだけだと思うよ」
『...。あなた、意外と頭いいんですか?』
・・・
「お!シン・シュノコケがここにも!」
『いえ、これはシン・シュノコケとはまた違う新種の苔です』
「おー!また新種発見!じゃあ今回の命名権はメナに譲ろう」
『お、このメナにお任せください。そうですね...コケトイッテオイテミドリイロニミセカケテジツハヘンナアオイロノコケモドキってどうでしょう』
「メナにはネーミングセンスがないね」
『そのままの方が覚えやすかなって思いまして』
「でもこの苔緑色じゃないのに光合成できるのかな?」
『もしかしたら光合成以外の方法でエネルギーを得ているのかもしれませんね』
読んでいただきありがとうございます
ちょっと短いですがここが1番区切りがいいので許してください。そのかわり明日の分は長くなります。