久しぶりの地球編
「メナ!衝撃に備えて!」
『備えるのはあなたですよ!ワタシはあなたの中にあるだけなのであなたの感覚がワタシに伝わるんですから』
「はいはい、言ってみたかっただけじゃん。ほら3...2...1...0,9...0,8...0,7...0,1ぜろ!」
『すごい衝撃ですね』
「これでもあの時隕石がぶつかった時に感じた衝撃よりはマシだね」
・・・
「地球一周してみたけどもう丸くないね。まるでミッキーマ」
『おっとそれ以上はいけません!』
「えー、もうとっくに著作権切れてるじゃん」
『いえ、親族に移ったりするので油断はいけません』
「...メナ、人間がいないと法律もないんだよ」
・・・
「ねえメナ」
『なんでしょう』
「これ私世界に干渉していいのかな」
『まあ、良いのではないでしょうか』
「でも文字通り人っ子一人いない世界で異質なのは私だから生態系を崩すのは頑張って繁殖している細胞たちに失礼じゃないかなって」
『随分と優しいですね。ですが...いえ、そうですね。あなたの場合ミッ○ーマウスを崩してドラ○もんにしそうですしね』
「そ、そんな事し、しないよー。ハハハ」
・・・
「よいしょ、せいや!」
『さっきから何してるんですか?』
「何って...ミッ○ーマウスを改造してるんだよ」
『改造って...ワタシにはただ耳の部分を壊しているよにしか見えませんが』
「それは大きな間違いだね」
『では何をしているんです?』
「それは...。......」
『目的も理由もなくやっていたんですか...』
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