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追放されたんですけど

おいおいまってくれよ......


確かに、神の国で好き放題やってたのは悪かった。それは認める。女遊び酷かったし、しょっちゅう物壊してたし、でもあれはわざとじゃねぇんだよ! まあわざとなのもあるけどさ。


でもだからってさ


「神の国追放はあまりにも酷くなーい?!」


あーもうどーしよう......いくら俺が強いからってこんなになんもないとこに追放するかね? てか何処ここ?


「うむむ、俺の魔力がただしけりゃ......ここは人間界か......人間界ってなに? 」


とにもかくにも、まずは全理解からか。知らない土地では全理解に限るぜ。


「呪文詠唱忘れた......なんか適当に、人間界について知りてぇ」


おお懐かしいこの感覚。人間界の情報がすべて頭ん中に入ってくる。


「ふーん、あっちに都か。とりま行くっきゃねぇな」


俺は、圧倒的魔力量によって栄えた街『レオデネムに行くことにした。

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