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時空 まほろ 詩集・言の葉の庭たち

花火

花火と言えば 君との思い出


手に取り駆け回った

親たちに怒られて 二人してシュンとしたね


色とりどりの光 色とりどりの思い出


まだ、大きな花火大会には二人では行ったことないね

今度は一緒にあの花火大会に行こうね


約束だよ

と、指切りをして何年経っただろうね


最近、花火も、花火大会も行かなくなったし、しなくなったな


遠くで見る大輪の花に

君の笑顔を重ねた一年前


そして今年

花火大会は無くなってしまったし

約束の花火大会も中止になってしまった


けれど

たった二人の花火大会はできるね


手持ち花火で

二人の顔を色とりどりの光が染める


最後に線香花火


二人の恋も

はじけて消えないように

いつまでも いつまでも

この恋の炎の玉は

落ちないでほしいな

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