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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

一緒に生きていたんだ。

作者: 一景爽籟

では話の前に一つ。

どうか最後まで読んであげて欲しいな。

それがきっと、

この日記を書いた、戦国を生きた作者にとって

一番幸せなことだろうからね。


あと、この物語はあなたが読むから、

あなたの考えをどうか大切にして欲しいな。


どうしてこんなこと言うか?

この世には書物が数え切れないほどあるよね。


例えば、誰かがとても感動したという

物語があったとする。

でもそれが正しいとは限らない。

感動した、悲しかった、切ない、楽しい……。

書物と同様、人の感情も数え切れないくらいあるだろう。


つまり、誰かがとても感動したという物語を、

あなたはつまらないと感じるかもしれないってこと。

感じ方や捉え方は人それぞれだもの。


別に深読みしながら読めって訳じゃないんだ。

自由に気楽に考えてくれ。

それは私のものではなくあなたのものだから。

独占してくれて構わない。

では、私のお話を聞いてくれるかい?






唐突だが、物語って不思議だよね。


物語と言っても書物だけではないよ。

和歌、詩、昔話、日記、古文書……ましてや漫画だって。

全てが誰かの物語なんだ。

誰かが考えたことを文字にして残す。

それは、時に時代を超えて人々に読み親しまれることだってあるよね。




私は至って普通の社会科教師だ。

専門分野は日本史で古文書とかを読むのが趣味なんだ。

実はこの前、図書室の片隅で面白い作者不明の日記を見つけたんだよ。

情報として唯一わかるのが

「戦国時代」ってこと。

時間があったから読んだんだけどね。

とても感動したよ。

図書室にいるのに涙まで流してしまってね。


まあ、作者が分かっていたら紫式部とかと同じくらい有名になっていたかもしれないと私は思うよ。

なんて言えばいいかな。



時代は変化している、戦国時代と現世を比べればそれは一目瞭然だよね。

この話を書いたのはその戦国の時代を生きた作者だから、今を生きている私たちとは違う価値観を持っていてもおかしくないと思う。

つまり…………。



まあ、ここで私が話すより、実際に読んでもらった方が早いだろう。

ではあなた自身で読んでみてくれ。

自由に、気楽に感じながら。

気持ちを独占しながら、ね。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・





普段私は毎日のように日記を書いていたけれど

こんな気持ちで書くのは初めてだ。

何から書けばいいかが分からない。

きっとこの先、生きていく中でもこんなことは無いと思う。

手も震えているし…。

やっぱり現実を受け入れるまでは時間がかかるようだ。

今の気持ちを一言で表すなら、絶望。

同情なんかは要らない。

ただ、誰かに知って欲しい。

それだけだ。






時は戦国。

世は小競り合いやつまらない大名同士の戦で溢れかえっている。

そんな中、私たちは「伊賀」で生まれた。

つまり、忍びとして育ったのだ。


伊賀での鍛錬はなかなか厳しかった。

まあ、それも仕方の無いことだ。

この時代、強くならねば死ぬ運命なのだから。



「ただ1つ、自分の身を守るため。」

これが、人が強くならなくてはいけない理由である。



そう思って日々を過ごしていたんだ、あの時までは。







私には四人の親友がいた。

伊賀で修行しているうちに

「歳がおなじ」という事と

「なかなか気が合う」という事で

自然と互いにかけがえの無い存在になっていた。



私たちはとても仲がよかった。

一人は知識があり、

一人は毒薬を使い、

一人は戦いを得意とし、

一人は動物を操る、

そして私は……恥ずかしながら特にない。

しいていえば、乱定剣(らんじょうけん)が得意な事くらいか。



あ、乱定剣って言うのは、手裏剣じゃなくてそこら辺にある物。例えば、食事中だったら、箸とかお椀、鍋等。そういう物を敵に投げて撃退するっていう術だ。

ね、簡単でしょう?

ただ、私の場合は何でも命中したんだ。

布や小さい子石までもね、戦いにはあんまり役にたたなさそうだけど。



他は……団子を作るのが好きだった事くらいだろう。

夜に皆でよく部屋に集まって一緒に食べていた。

まあそんな感じで、

私たちは厳しい日々を過ごしつつも

楽しく生きていたんだ。

昨日までだけど。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





その時は急で、

十六歳の私達が各自の得意武器で、手合わせ遊びをしている時だった。


確か、

「知識のある友」が日本刀。

一振で普通に大木を斬ってたから怖かった笑。


「毒薬を使う友」が霞扇(かすみおうぎ)の術。

扇に毒薬を付着させて、風向きを利用しながら仰いで敵に吸わせる術だ。

もちろん、この時はただ体が痺れる薬を使っていたけれど。

吸い込んだら立てないんだ、本当に強力だった。


そして「戦いが得意な友」が三節棍。

これはまた複雑に攻撃してくるから、避けるのが大変だった笑。


最後に「動物を操る友」が、毒蛇や毒虫。

これに関しては本当に危ないからまいった笑。



なかなか決着がつかなくて大変だったけど、楽しかった。


そんな時だ。

人不足だったため戦場に行かされた、

下級の偵察忍達の援護に向かえとかしらに言われたのだ。

唐突のことでみんな呆然としていたのを覚えている。




私たちは五人一緒に伊賀の門を走り抜け、

目的地へと向かった。


「緊張するなぁ」と、微笑みながら言う友。

「日頃の鍛錬の成果を試せるぞ!」と、喜んでいる友もいた。




そう、

あの時は誰もこんなことになるとは

思ってなかったんだ。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





私達がまだ目的地に向かっているときだった。

一人の刺客が唐突に現れ、風に乗って追ってきた。

歳を重ねた優秀そうな、足の速い忍びだった。



このままだと体力が尽きて全員殺されると思ったのだろう。

私達のうちの一人、「動物を操る友」が、

その場に残ると言った。

みんなは「無茶だ!」と言って止めたが、

「動物を操れるから大丈夫だ。」と、動物を集める縦笛を咥えながら微笑み、彼はその場に残った。

私達は彼を信じて走った。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





そこからは早かった。

下級忍を脱出させ、すぐに私達も伊賀へと戻ることになった。

ただ、仲間の提案で、伊賀までは気配を消す為、

行動人数を二つに分け、二手に別れて動く事になった。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





私は「戦いを得意とする友」と共に逃げる事になった。

最初はとても順調だったのを覚えている。



だが、

早くも再び、一人の刺客が現れた。

足が遅かったので、このまま走り続ければ何とか逃げ切れると思ったのだが。

途中で私が足を滑らせ転んでしまい、隣にいた友も巻き込みながら小さい崖から落ちてしまったのだ。




崖から落ち、私は肘を負傷するだけで済んだが、友は肘だけでなく、膝も負傷していた。

刺客が迫る中、友は血が溢れる足で踏ん張って立ち上がると、まだ走れる私に他の友二人を応援に呼ぶように頼んだ。



私は反対したのだが、

「俺は戦いが得意だから」と、三節棍を握りしめ、彼は歯を見せて笑った。

そんな彼の実力を信じた私は、直ぐに友を呼びに走り出した。




でも

これが間違いだったのだ。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





残り二人の友はその頃、

行きで別れた、「動物を操る友」を探していた。

私が二人の元へ辿り着き、息を整えていると、

二人は私の血塗れの腕を見て表情を変えた。




息を整えた私がわけを伝えると、

二人のうちの一人、「毒薬を使う友」が応援に来ることになった。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





私たちが駆けつけるとそこには三人の刺客の遺体が横たわっていた。



そして、その片隅の木にもたれ掛かるように、

複数箇所刺された血塗ちまみれの

意識絶え絶えな友がいた。


腕が一本なかった。




彼の姿を見つけた私は、直ぐに彼の傍に寄り、

泣きそうになるのを堪え、唇を噛み締めながら、

残った一本の手を優しく握った。

弱々しく握り返すあの感触をまだ覚えている。



彼は血を吐きながら「動物を操る友」が見つかったかどうか聞いてきた。


すると、私の隣にいた「毒薬を使う友」が

「無事見つかったよ。

もうすぐ来るだろう、安心しろ。」と、

一言言って、微笑み、少し俯いた。


私にはそれが嘘だと、彼の顔を見て察した。



そんなことも知らない彼はニコリと微笑んで、

「相変わらず、足が遅いなぁ、あいつ。」と呟き、

そのままゆっくりと眠るように息を引き取った。



私は涙を拭いながらわ背負っていた袋の中の団子をひとつ置いてその場を去った。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





その後三人で合流し、

二人で「戦いを得意とする友」の死を告げると、「知識のある友」が眉をしかめながら、

「動物を操る友を見つけた。」と呟いた。



従えていた動物に囲まれながら、静かに横たわっていたそうだ。






⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆






私たちは「死」というものと、

自分たちの置かれていた状況がいかに恐ろしいものかと言う事を改めて実感した。



二人の友を亡くした私達はしばらく無言であったが、

「このままクヨクヨしていても仕方が無い。」と、「毒薬を使う友」が言ったことをきっかけに、私たちは再び走り出した。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





まだ信じられなかった。

二人がこの世にいないことが。




「動物を操る友」は元々とても優しかった。

だから自分の死を承知に、命を懸けて敵を足止めしようとしてくれたのかもしれない。



「戦いを得意とする友」は無茶をする奴だった。

追いかけられている時、刺客の数は一人だったのに、倒れていた刺客は三人だった。

もしかしたら、刺客が三人に増えたことに気づき、私を守るために無茶をして残ったのかもしれない。



そう思うと、心が痛かった。






そんな思いの中、

三人で伊賀へ向かっているとき、

「毒薬を使う友」がこの出来事を何かに残したいと、呟いた。



「この時代に自分たちは存在していたのだ、このことを後の世に伝えたい」と。




皆、その考えに同意した。

二人の墓も作ろうと話した。

日記を書くのは、普段から書いていた私が担当することになった。



「よし!決まりだ!」と、「毒薬を使う友」は

微笑み、

「俺のこと、沢山書いてくれよっ」と、

「知識を持つ友」も悪戯っぽく言った。



しかし、悲劇はそれで終わらなかった。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





伊賀まであと少しという時だった。

「毒薬を使う友」が罠に引っかかった。

地面を踏みしめた途端、落とし穴が現れたのだ。


だが、一瞬のことだった。

「知識を持つ友」が彼を庇った。

彼の腕を引き、勢いよく後ろへ引いた後、

そのまま毒塗りの竹槍の待つ落とし穴へ、

落ちていったのだ。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





私たちは急いで彼を引きあげ、地面に寝かせると、

「毒薬を使う友」の持つ解毒剤を塗った。



しかし毒が強いのか、全く効かなかった。




装束が赤黒く染待っていく中、

彼は「ここまで来たのにな…。」と、

悔しそうに涙を流しながら微笑むと、数分も経たずに息を引き取っていった。



庇われた「毒薬を使う友」は、彼が息絶えた後も、その名を何度も呼びながら「なぜ解毒が効かないんだ!」と嘆き、泣くのを堪えながら動かなくなった彼の身を抱いてうずくまっていた。



三人目の友を、私たちは失くした。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





しばらくして、凛とした表情をした「毒薬を使う友」が「残りの刺客が来る前に伊賀へ向かおう」と、言ってきた。

こうなったら二人だけでも生きて、記録を残そうと。



私は大きく頷き、涙を拭った。

だが、その時。






一瞬、涙を拭くために目を伏せただけだった。

目の前から鈍い音がした。

音のした方を見ると、横たわる彼を抱いている「毒薬を使う友」の胸から、

赤く血塗れた日本刀が突き出ていた。





もはや嘘か誠か私には解せなかった。






「遺せ」





最後に一言、真剣な顔で友は私に言い、

一瞬、寂しそうに微笑んだ。






私が後ろに走り出すのと、彼が刺客の首に短刀を刺したのは同時だった。

最後の力を振り絞り、私の逃げる時間を確保してくれたのだ。




私は溢れる涙も拭わず、

ただひたすら、後ろを振り替えずにそのまま伊賀までただ、ただ走った。



そして、行く時には五人で通った伊賀村の門を一人で通り抜け、頭に四人の死を伝えた。






⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





後日、私は四人のために墓を作り、

共に食べ、取り合いしたり盗み食いしたりした団子を毎日添えた。



そして、「遺せ。」と、私に伝えた彼の言葉を心に刻みながら、今、記憶が鮮明なうちに、

こう日記として残しているのだ。





涙が止まらない。

和紙が濡れて墨が滲む。



もうみんなで笑いながら得意武器で遊びっこをすることは出来ない。

もう日記を書いている時、邪魔してきたり、夜食を差し出してくれる友は、もういない。


そう思うと、

とてつもなく大きな孤独感に襲われ、何度も呼吸困難に陥った。




何度後悔したかわからない。

あの時、無理にでも連れていけば。

あの時、自分も加勢していたら。

自分がもっと、強かったら。





きっと友の一人くらい、助けられたかもしれない。





そう思えて仕方がないのだ。





友の死を通して、私は学んだ。



強くなるのは自分のためだけではない。



「自分の為だけでは無い、誰かを守るために。」

人は強くなるのだと。




正直、仲間の死に際を思い出して書き留めるのは心が避けるほど、辛い。

涙を流しても流しても尽きない。




でも、私にはこれを書き遂げる責任がある。



この事実を。

塵のように風に吹かれて消えていくような些細な事実を。




こんな時代だけど、

私たちは一生懸命生きて、生きて、

最後まで生きたんだ。





挿絵(By みてみん)





このことを……後の世に生きる、この日記を読んでいるあなたに、知って欲しくて。

私の他に、

優しくて、明るくて、元気で、優秀な四人の忍びがいた事を知って欲しくて。

私はこの日記を書いたのだ。




どうか忘れないで欲しい。

私たちはここにいたことを。

毎日を幸せに生きていたんだよ。




しかし、それは戦によって奪われた。

私は死んでも「戦」というものを憎み続けるだろう。




戦はあなたの生きる時代まで続いているかもしれないと思う。

そうだとすれば、ただこんな死に方をした忍びがいたんだということを

心の片隅でもいいから、残して置いて欲しい。




ただ

もし……もし、

いつか、戦のない平和な世が訪れた時代に

あなたは生を受けたのなら



そのこと自体がとてつもなく、大きな幸せだということを……。

友と笑い、家族と日々を過ごし、何気ない会話を交わす。

そんな生活を送れることを

誇りに思って欲しい。

自分が幸せだと思って欲しい。




あなたの生きる世は

あと一日でも長く一緒に友と

共に過ごし、喧嘩して、寝て、

笑っていたかった私の

理想の世なのだから。





⋆ ・⋆ ・⋆ ・⋆





さて、日記はここまでで終わっていた。

これは図書室にあったものだから、探せばこの日記の続きや過去を記したものがあるかもしれない。

まあ、分からないがな。



私はこれを読んだ時、とても切なかった。

命の大切さを学んだんだ。

私の生きる現世は、

まさにその作者が望んだ戦のない平和な世。


私がこの世に生きていることを、誇りに思おうと心から思った。







さて、最初に言ったが、あなたの考えは私の考えと違うかもしれない。

でもそれは「あなた」の考えであるから、大切にして欲しいと思う。


さて、私の話はこれで終わり……っと。

いけない、一番面白いところを忘れていた。


実は私、先日の授業で子供たちにこの日記を読ませてみたのだが……。

少し不思議なことがあってね。

生徒ほぼ全員、この日記を読んでポロリと涙を流していたのだが。





その中に五人だけ、この日記を配った途端、

静かに大粒の涙を流した生徒がいたんだ。



まるでこの話を知っていたかのようにね。





しかも、その子たちは先生たちの中でも有名な仲良し五人組でね。

さすが親友だなぁと思ったよ笑。





さ、私が言いたかったことはこれだけ。

いや、なかなかいい日記だから、あとその五人の生徒の面白い出来事があったから。

私はこの話をしたんだ。


ではありがとう。

最後まで聞いてくれて。

このことを話せてよかったよ。






え?

私は今何をしているかって?

あの授業の後、その五人の生徒から

過去の日記とそのあとの続きを探してくれって言われたから探しているんだ。

まあ、私も興味はあるんだけどね。


知っているのか?ってきいたら

そんな気がするだけって五人とも言うんだ。

そのうちの一人なんか

「勘ってやつかな笑」ってクスクス笑ったんだ。

嘘だったら困るんだけどな。

でもあいつらも十七歳だし、

もうそんな事する歳じゃないかな。


しかし、全く大変な奴らだよ笑。







今回テーマは忍びでした。

これから戦国テーマでこのような話を書いていくつもりです。

この話の続きを書くかはやる気次第…。



では、次作でもまたお会いできれば幸いです…




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― 新着の感想 ―
[良い点] はやい展開と分かりやすいストーリーが良かった。 [気になる点] 日本は平和だが、世の中にはまだ戦争が起きている所もあるということを忘れないで、次作に挑んでほしい。 [一言] 良かったです。…
[良い点] 平和な時代が尊いと思わせてくれるところが良かったです。
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