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佐々木勲警部補と事件たち  作者: 渡部遥介
大分温泉殺人事件
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記者会見

 山口が働いていた出版社に調査に行くためにアポイントメントを取ろうと佐々木刑事は電話をかけた。すると「報道陣が個々で取材を申し込んでくるので、記者会見を開くことにしました。一応記者会見に参加してもらって、記者会見で分からなかったことをその後で聞いてもらうということでお願いします。」と言われた。さらに「お名前をうかがってもいいですか。」と言われたので「佐々木勲です。」と答えると「お待ちしております。」と言われた。佐々木刑事はすぐに用意をして警視庁から飛び出た。

 山口の働いていた出版社に行くと報道陣が集まっていた。まだ会場は開いていないのだろうか。「どうぞこちらへ。」若い女性の声がする。佐々木刑事が声のした方に行ってみると、「お名前は?」と聞かれた。「警視庁捜査一課の佐々木です。」と答えるとあっさり入れた。中に入ると大きなホールのようなものがあった。ホールにはいくつかの椅子が並んでいた。椅子一つ一つに「NHK 〇〇さん」などと名前が書いてあった。佐々木刑事の名前は最前列にあった。佐々木刑事が席についてすぐ記者会見が始まった。内容は以下の通りだった。

 山口健二郎は旅行雑誌の編集者として各地を旅行しながら魅力を伝える凄腕だった。そろそろ係長に昇格させようか検討している矢先での事件だった。

 記者会見で大まかな表面部分を知ることができた。また、会社の言っていることと宍戸家の母が言っていたことがほぼ一致している。佐々木刑事は会社に聞くべきことをまとめていた。すると佐々木刑事の方に近づいてくる人がいた。「佐々木刑事さん、こちらにどうぞ」とその人は言った。ついていくと社長室に着いた。中にいる人が社長なのだ。佐々木刑事はまとめた内容を聞き、警視庁に帰っていった。

 佐々木刑事は警視庁に着くと自分の机にあるパソコンで大分県警に山口健二郎の調査した内容を記載してメールで送った。

 


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