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佐々木勲警部補と事件たち  作者: 渡部遥介
白い白鳥殺人事件
31/62

違う臭い

 降谷からの証言で名前の挙がった武田は佐々木刑事と葛西係長に色々言ってきた三人のうちの一人であった。その色々言ってきた三人とは輓馬バンバ、降谷、武田だった。降谷の事情聴取をしていた佐々木刑事は降谷の口から武田伸之が出てくると取調室のガラスの方を見て頷いた。佐々木刑事や降谷には見えていないがガラスの反対側にいる人には見える加工になっている。ガラスの反対側にいたのは葛西係長であったが、佐々木刑事が来た時にはいなかったため佐々木刑事は向こう側にいるのが上司でありつつも事件解決の相棒であることには気づいていなかった。葛西係長は佐々木刑事が頷いたのを見ると背広の胸ポケットの中から携帯電話を取り出すと本庁にだろうか、指示を出した。葛西係長が指示を出し、佐々木刑事が降谷の取り調べを終え取調室から出てくると二人はすぐに警視庁に戻った。佐々木刑事に取り調べを受けてた降谷はその後簡単に話を受けて解放された。そして家へと降谷は帰っていった。また葛西係長によって出された指示を受けた捜査員たちは武田の自宅の住所を調べ、武田の家へと向かって行った。

 警視庁に戻った佐々木刑事と葛西係長はデスクに座ってから数分で武田の家を訪れていった捜査員たちから電話を受けた。その内容は佐々木刑事も葛西係長もそして他の誰もが想像していないことだった。「葛西係長、武田の家に行くとドアの鍵が開いていたので入ってみると首を吊って亡くなっていた武田伸之を発見しました。」それを聞いた二人は驚きを抱きつつも、急いで武田の家へと向かった。

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