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佐々木勲警部補と事件たち  作者: 渡部遥介
白い白鳥殺人事件
27/62

毒物は何処から

 輓馬バンバ宅から警視庁に戻った佐々木刑事と葛西係長は話を踏まえて情報を整理した。警察としても“できる限り早く”と焦っていて周りに目が向いていなかったのだ。輓馬からのアドバイスをもとに捜査員を“毒物の出所調査”と“事件の概要”の二つを調べるグループに分け、捜査を始めた。佐々木刑事も葛西係長も毒物の出所調査をすることになった。

 まず佐々木刑事はヒ素が普段からに利用されている害虫駆除業者を回った。事件が起こった白い白鳥ホールの周辺から捜査を始めた。ホール周辺は住宅よりも会社が多く、害虫駆除業者の事務所も数軒ある。佐々木刑事は最近ヒ素が盗まれたようなことはなかったか聞いて回った。佐々木刑事はホール周辺にある害虫駆除業者のまだ調査していない事務所は一軒というところで盗まれた事実があったという答えを得た。その事務所は今回佐々木刑事が調査した中でもホールからの距離が遠い分類に入る場所にあり、所轄の管轄が違う。また面倒な事件になってしまったものである。佐々木刑事はその事務所から出るとすぐに携帯電話を取り出し、葛西係長に電話した。葛西係長はその話を聞くと佐々木刑事に「そこに数名見張りを送るから少し待っていろ。捜査員が来たら状況を説明して本庁に戻ってこい。」というと電話を葛西係長が自ら切った。

 十五分ほどして三人の捜査員が来た。佐々木刑事はその三人にどんな状況にあるかを説明して本庁に戻った。

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