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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o 女の子とご主人様と神狩りと
971/1098

 ど?-592. ご機嫌とりは大切です。

レム君、言い訳の最中。

……アルーシア、ちょっぴり自我が出てきたり?

「アルア、アルアー」



「……?」



「ちょっと真剣な話があるんだけど、――良いか?」



「……(こくん)」



「実はな、」



「……」



(ねくら)狩りとかさ、疲れるからもう止めにしない? いや、あんなの馬鹿がするモノだって。な、アルアもそう思うよな?」



「……(じー)」



「ん? ジェニファ? 誰の事?」



「……(じー)」



「ふっ、俺は転んでもただじゃ起きないぜっ」



「……(じー)」



「ま、まあ昨日あった事は置いといて」



「……置いとくの?」



「ああ、置いておくんだよっ!」



「……(じー)」



「してないっ、俺は悪いことなんて何一つしてないぞぅ!!」



「……(じー)」



「強いて言うなら……女の子を一人助けた、それだけだ」



「……(じー)」



「うん? あ、そう言えばアルア、言い忘れてたけど、明日俺ちょっと用事あるから」



「……(じー)」



「……ほら、あれだ、色々と街に不慣れなんで案内してもらうだけだっ、それ以外の事は一切ない!」



「……(じー)」



「な、なんだよ、アルア。俺は別に言い訳とかそんなのしてないぞ、してないったらしてないんだからなっ」



「……(じー)」



「あ、あー、そうだ、アルア。お、お腹とか、空いてない? そう言えば昨日から何も食べてなかったかなーなんて今思い出したり」



「……」



「な? なな?」



「……(こくん)」



「じゃ、じゃあちょっと遅いけど朝ごはん、食べに行くか?」



「……(じー)」



「な、なにかな、アルア?」



「……(じー)」



「あー、お腹すいたナー!!」



「……(こくん)」



「よ、よぅし、それじゃあ行くか、アルア!」



「……(こくん)」



「……ふー、あれ、何だ? 何か最近、アルアからの風当たりが酷くなってきてる気がするな。何故だろう?」



「……(じー)」



「ま、まあ? 反応がないよりもあった方がいいのは確かか……な?」



「……(じー)」



「な、なあ、アルア? アルア、最近、何だか俺に冷たくない?」



「……?」



「あ、やっぱり俺の勘違い? そうだよな、な」



「……」



「――ふぅ、そうか。そうだよな、アルアが俺二冷たくするとか、そういう理由なんて何一つないはずだもんな。ましてや嫌われてるとか、そんなのあり得ない」



「……(じー)」



「いやいや、柄にもなく焦っちまってぜ。恥かしい限りだったな、うん」



「……(じー)」



「よし、気がかりも甲斐性出来た所で――」



「……(ぷいっ)」



「……れ? あ、あの、アルア?」



「……」



「あっ、ちょ、ちょっと待ってくれ、アルアっ、どどど、何処に行くんだっ!?」



「……」



「ちょ、ちょい待ち、いや、待ってくれ、待って下さい、アルーシアッ!!」



「……」



「何故だっ!? 俺が一体、何をした!!」



「……」



「アル――……アルーシアァァ!!!!」






「……(くぅ)、お腹が空きました」


……遅れました。

ちょっとのんびりし過ぎた。

一時間、……遅れた。一応コレは昨日の分。。。と言う事で。

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